▼ASP-WQSメンズ 3スター【マーク・リチャーズ・プロ】
開催期間:2003年3月31日
― 2003年4月6日
開催場所:ニューキャッスル、NSW州、オーストラリア
写真提供:サーフィング・オーストラリア
■マンリーのダークホース、ダイヤン・ネヴィがMRプロで優勝
現地2003年4月6日日曜日 −オーストラリアはニューサウスウエールズ州、ニューキャッスルビーチで開催されていた「マーク・リチャーズプロ」が終了。マンリー出身のダークホース、ダイヤン・ネヴィが優勝した。コンテストは終始ハードなコンディションが続き、そんな中で25才のナチュラルフッターのダイヤンは、ワールドクオリファイングシリーズ(WQS)ランキングで、750ポイントを獲得、彼にとって初の12,000ドルという優勝賞金を手に入れた。今大会は3スターとはいえ、オーストラリアをはじめ世界各国から多くのハイレベルのサーファーがエントリーした。優勝したダイヤンは、元世界No.2シェーン・パウエル、ニュージーランド・チャンピオンのマズ・クイン、リッチー・ラベットといったサーフスター達を蹴散らし王冠を掴んだ。
その他に昨年ASP第2位のルーク・イーガン、前世界チャンピオン・マーク・オクルーポ、ゴールドコーストの新鋭ミック・ファニングといったトップスター達もMRプロの犠牲者となった。またMRプロのファイナル・デイは、約一万人近くの観客でビーチは埋め付くされ、ケリー・スレーター、マーク・リチャーズ、リサ・アンダーソン、レイン・ビーチリーというワールチャンピオンたちによるエクスプレッション・セッションも開催され、イベントを大いに盛り上げた。
■今回の大会も日本から多くのサーファーが参加した。中でも大野修聖はR32まで勝ち上がり、日本人最高位となる25位、270ポイント、賞金600ドルを掴んだ。また同時開催の「ニューキャッスル・ウイメンズプロ」では、オーストラリアの新鋭レベッカ・ウッズが優勝。昨年の世界アマで16位になった日本の萩原水紀が、クオーターファイナルまで勝ち上がり9位入賞。1スターとはいえ彼女にとって貴重な経験となったことは間違いない。次の試合は「6スター:サロモンマスターズ」(開催地:マーガレットリバー)今年も彼らの活躍に期待しよう。
|