最終更新日 2003年08月20日 (水曜日) 15:31
 

ASP-WQS6スターメンズ【ノキア・ラカナウ/パシフィックモーションプロ】

開催期間:
2003年8月11日8月17日
開催場所:ラカナウ(フランス)
写真提供:photo Dimulle/ASPEurope

ラカナウでトレント・マンローが優勝

【現地2003年8月17日日曜日】ASP-WQSのヨーロピアンレッグがスタート。この1ヵ月の間、ハイグレイドなコンテストがヨーロッパ各地で連続して行なわれる。今年はコンテストがフランスに集中しているため、短い時間で長距離を移動しなければならない選手たちにとっては好都合だ。

既に8月4日から10日、フランスのアングレットで行なわれた5スターのオニール・プロは、コンディション不良のため試合を途中で中止。ラウンド96の選手には81位の256ポイント。ラウンド64の選手には49位の480ポイントと900ドルがそれぞれの選手に均等に与えられた。

続いて8月11日から17日まで6スターのノキア・ラカナウ・パシフィックモーションプロがラカナウで開催された。このヨーロッパで最も歴史あるサーフィンコンテストでオーストラリアのトレント・マンローが優勝した。

2フィートのプアーなビーチブレイクで行なわれたファイナルは、3名のオージーと一人のブラジリアンの戦いとなった。決して良いコンディションとはいえないもののトレント・マンロー、ダレン・オラファティ、スティーヴ・クレメンツ、パウロ・モウラといったファイナリストたちは素晴らしいサーフィンを見せた。なかでもトレント・マンロー(Aus)はファイナルを終始リード。ヒート終了2分前には7.33をスコアーし勝利を固めた。一方ダレン・オラファティ(Aus)は、いい波を見つけることが出来ず4位のままヒート終了。スティーヴ・クレメンツ(Aus)とパウロ・モウラ(Br)の2位争いとなったが、パウロがクレメンツを抑え第2位をゲットした。また、同時開催の5スターウイメンズディビジョンでは、ブラジルの若干18才シルバナ・リマが強剛を抑え優勝。2位にはマライア・ティタ・タバレス(Brz)、3位はオージーのリネット・マッケンジー、そして、現在WQSのトップを行くハワイのメラニー・バルテルは4位となった。

 

●8月4-10日*5スター
Anglet-フランス・「オニールプロ」
●8月11-17日*6スター
Lacanau-フランス・「ノキア・ラカナウ・パシフィックモーションプロ」
●8月18-24日*6スター
Hossegor/Seignosse-フランス「リップカールプロ」


●8月25-31日*6スター
Irago-ジャパン「ビラボン・タハラプロ」

 


■優勝したトレント・マンロー


■パウロ・モウラ


■スティーヴ・クレメンツ


■ダレン・オラファティ

■ガンバレ日本。

今回のフランス大会も6スタークラスのビッグイベント目白押しということで、遠く遥々日本からWQSに標準を合わせて転戦している選手たちが参加した。このヨーロッパの1ヵ月でどこまで結果を残せるか。来年に繋がる大事な試合の連続だ。

そんななか中止になったオニールプロでR96まで勝ち上がったのは大野仙雅、大野修聖。81位256ポイントを獲得した。また、ラカナウでは小川直久がR96まで上がったが4位敗退81位320ポイントを獲得した。続いてハセゴーで開催中のリップカールプロでもガンバレ日本!

ノキア/ラカナウプロ結果

メンズ
優勝:トレント・マンロー(Aus)14.33
第2位:パウロ・モウラ(Brz)12.90
第3位:スティーヴ・クレメンツ(AUS)10.40
第4位:ダレン・オラファティ(Aus)5.96

ウイメンズ
優勝:シルバナ・リマ(Brz)
第2位:マライア・ティタ・タバレス(Brz)
第3位:リネット・マッケンジー(AUS)
第4位:メラニー・バルテル(HAW)




情報提供:グローバルサーフニュース

 


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