2004年9月29日(水)〜10月1日(金)東京ビッグサイト、西3ホールにてコア・ユースカルチャー・スタイル総合展「インタースタイル04秋」が開催された。「インタースタイル」はストリート・ライフスタイル・セレクト・アクションスポーツ系を中心としたコア・ユースカルチャーの発信源として、出展社(メーカー・卸業)と来場者(小売業)の商談・情報交換を主目的とした日本唯一最大規模の提案型トレードショーだ。出展者数は約120社・250ブランド。3日間全て業界関係者招待日(最終日のみショップゲストが入場可能)だった。
第2回となった「インタースタイル」の開催報告によれば今回の総来場者数は18,324名。春の23,006名と比較するとやはり若干少なめだ。この時期はサーフィン業界にしてみれば来年の春夏商品がラインナップする大事な時期。逆に春は秋冬物の時期ということもあり、春の展示会に盛り上がりを見せるより、この時期に盛り上がってもらいたいとはある出展者の声。当然サーフエリアは春のパシフィコヨコハマほどの勢いはない。インターネットショッピングの普及による海外からの消費者並行輸入の氾濫などの影響も出始めたという声も聞こえ、晴天の続いた台風の当たり年の盛夏は足早に過ぎ去り、日本のサーフマーケットはすっかり秋から冬を迎えていることを感じさせる話ばかりを耳にした。
今回の面白かった試みは、オーストラリア大使館が中心となり、日本の市場に未発表のオーストラリアのサーフィンカンパニーを紹介したことだ。サーフボードからウエットスーツ、サーフボードを形取ったカーペット、ラックやテーブルなど、なかなか興味深いアイデア商品も多数ラインナップしていた。しかし遥々来日した彼らが商売に繋がったかどうかは定かではない。
そんな中でも、2005年春夏へ向けての勢いを感じる気になるブランドのいくつかをこれから紹介しようと思うのでお楽しみに。 |
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オロナミンCのサンプリング
ネスタブランドの強烈ダンスは最高
数社がオーストラリアから参加
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