更新日 2005年6月3日 (金) 22:50
 


クイックシルバーがリリースするダレン・ハンドリーのサーフボード。


クイックシルバージャパン株式会社は5月26日(木)東京・渋谷で、2005年秋冬ファッションショーとクイックシルバーサーフボードの記者発表を行った。

世界のボードライディングスポーツ界のリーディングカンパニーであるクイックシルバーは、3年ほど前からオーストラリアやヨーロッパでの販売が開始されていたクイックシルバーブランドのサーフボードを、ついに日本のサーフマーケットで開始することを決定したのだ。

クイックシルバーが明らかにした今回のサーフボード販売の目的は、ボードライディングカンパニーとして、コア商材を取り扱っていきたいということ。そして、そのコア層のサーファーに商品を提供し、トップシェイパーとの関わりを持っていくことで、スポーツとしてのサーフィンにより深く関わりを持っていきたいという。要するにリアルサーフブランドとしてのクイックシルバーのイメージを強化したいとうことだ。

今回クイックシルバージャパンがサーフボードの販売ターゲットとするのは頂点に存在する中上級者のコア層だ。そして、クイックシルバージャパンが日本のサーファーの為に用意したシェイパーは、なんとDHDこと、ダレン・ハンドリー。今更説明するまでもないダレン・ハンドリーは、世界のトップWCTサーファー達のサーフボードを削る世界が認めたトップシェイパーの一人。

今回のクイックシルバーのダレン・ハンドリーは、オール・オーストラリア製。価格も10万8000円からと現状のマーケット価格を配慮した設定となった。カスタムプログラムもダレンの来日する今秋頃に予定されている。

「並行輸入や旅行者の個人買い付けというものは、避けられない状況にある。今回私たちが出した価格設定は、確かに海外との価格差を考慮した価格設定になっているが、これまでの日本のサーフボード価格を否定するものではなく、価格破壊を促進させるようなことはしたくないと考えている。これまでQスティックとして存在していたダイアナのファンボードなどは今後も販売される予定です」とサーフボード担当者はいった。

今回日本で販売されるクイックシルバーサーフボードは1モデルで「オールラウンダー」と呼ばれるもの。テール形状やサイズのスペックなどの違う全11型が選択できる。また、今回リリースされたサーフボードの中には、サーフボードでも新たにライダー契約を結ぶこととなったクイックシルバーから100%のスポンサードをされているマーこと大野修聖(おおのまさとし)のシグネチャーモデルも登場。葛飾北斎の富士山と波をモチーフにしたブラシデザインが非常に印象的なサーフボードだ。サーフボードの販売網は、全国で20〜30のプロショップ限定。1サーフエリア2〜3店舗という制限をし商品価値を高めて、約100本という目標販売数をクリアする作戦だ。

盛夏の7月1日から店頭販売が開始されるクイックシルバーのサーフボード。クイックシルバーはコアマーケットに向け、「リアルサーファーズ、リアルサーフィン、リアルボードショーツ」の信念を基にマーケットリーダーとして一歩リードした製品を提供していく。


【問い合わせ】クイックシルバージャパン株式会社 
クイックシルバーコール(フリーダイヤル) Tel:0120-32-9190


▲右がマーモデル

▲11タイプからセレクトできる

▲秋冬物はアフターをテーマに。

▲ロキシーライダーの間屋口香も来場

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