JPSAプロシリーズ最終戦「TOSHIBA CUP」が千葉県/夷隅海岸に於いて、10月21日(金)〜23日(日)まで行なわれた。最終戦までもつれ込んだ2005年のグランドチャンピオン争い。昨年度のグランドチャンピオンである大野修聖がレイティングトップのまま、WQSをキャンセルして参戦。レイティング2位のオーストラリアのダレン・ターナーの追撃を振り切って、見事2年連続で王冠を手にした。
最終日は前日までの雨中のクローズアウト寸前のコンディションとは打って変わって、秋晴れの素晴らしい天候となった。しかし、その天候とともにサイズもダウン。最後は腰腹サイズとなったがクリーンなコンディションで、時折セットも入り、最終戦を飾る素晴らしいサーフィンが繰り広げられた。
セミファイナルからスタートしたファイナルデイは、マーこと大野修聖と城純、関谷利博とダレン・ターナーという2ヒートがセッティングされた。そして、そのセミファイナルで大野修聖が城純に敗れ、そして、ダレンが関谷に勝ち、ファイナルは城純対ダレン・ターナーとなった。
マーが破れた時点でダレンがこの試合で優勝すればグラチャンだ。マーはファイナルを見守るしかなかった。サイズダウンとともに波数も減ってきたファイナルは、スロースタートとなった。しかし、城純はミドルセクションから波を掴み、スコアを重ねて行く。ダレンはグラチャンのプレッシャーからかセットを待ち過ぎてほとんど波に乗らない。そして、城純の優勝が決定するとともに大野修聖の2連連続のグランドチャンピオンが決定した。
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