更新日 2005年10月24日 (月) 18:21
 
  

■大野修聖、JPSA2連続グランドチャンピオン決定。

 
   

JPSAプロシリーズ最終戦「TOSHIBA CUP」が千葉県/夷隅海岸に於いて、10月21日(金)〜23日(日)まで行なわれた。最終戦までもつれ込んだ2005年のグランドチャンピオン争い。昨年度のグランドチャンピオンである大野修聖がレイティングトップのまま、WQSをキャンセルして参戦。レイティング2位のオーストラリアのダレン・ターナーの追撃を振り切って、見事2年連続で王冠を手にした。

最終日は前日までの雨中のクローズアウト寸前のコンディションとは打って変わって、秋晴れの素晴らしい天候となった。しかし、その天候とともにサイズもダウン。最後は腰腹サイズとなったがクリーンなコンディションで、時折セットも入り、最終戦を飾る素晴らしいサーフィンが繰り広げられた。

セミファイナルからスタートしたファイナルデイは、マーこと大野修聖と城純、関谷利博とダレン・ターナーという2ヒートがセッティングされた。そして、そのセミファイナルで大野修聖が城純に敗れ、そして、ダレンが関谷に勝ち、ファイナルは城純対ダレン・ターナーとなった。

マーが破れた時点でダレンがこの試合で優勝すればグラチャンだ。マーはファイナルを見守るしかなかった。サイズダウンとともに波数も減ってきたファイナルは、スロースタートとなった。しかし、城純はミドルセクションから波を掴み、スコアを重ねて行く。ダレンはグラチャンのプレッシャーからかセットを待ち過ぎてほとんど波に乗らない。そして、城純の優勝が決定するとともに大野修聖の2連連続のグランドチャンピオンが決定した。

 

 
マーは今年を振り返って「タフだった」と一言。「この大会では全く自分の思うようなサーフィンが出来なかった。メンタリティなど、自分の弱さが分かり、次の課題が出来た」と日本のチャンピオンとしての貫禄も出てきた世界を目指すマーは、今の状況に甘んじることなく、次なるのステップへと確実に躍進する。ウイメンズでは間屋口香が2度目のグラチャンに返り咲き「ホッとしている」と一言。「来年はWQSも積極的に回ります。隠れ練習して来年また帰って来ます」とコメントした。世界を目指してがんばれ! マー&カオリ。

JPSAプロツアー・ファイナルレイティング
メンズ
1位:大野修聖 2位:ダレン・ターナー 3位:城純 4位:林健太 5位:小川直久
ウイメンズ
1位:間屋口香 2位:杉浦麻里衣 3位:谷口絵里菜 4位:田原啓江 5位:萩原水紀

■詳しい情報はJPSAのホームページから
 

トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.2005 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます