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■ASP-WQSスーパーシリーズ■
リップカールプロ
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■2007年8月20-26日■レ・ブルデイン、ハセゴー/セニョーセ、フランス■photo:POULLENOT/ASPEUROPE.COM■ |
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■フランスのスーパー・シリーズでショーン・キャンスディル(AUS)優勝。
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■ファイナリスト |
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■WQSランキングも2位となった優勝したキャンスディル |
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■2位:デーン・レイノルズ(USA) |
【現地2007年8月25日、ハセゴー、フランス】世界的に有名なサーフタウンであるフランスのサウス・ウエストコーストのセニョーセで20日から開催されていた、ASP-WQSのなかでも最もハイグレードな「リップカールプロ・スーパーシリーズ」が現地25日に終了。オーストラリアの24才のショーン・キャンスディルが、パーフェクトな3-4フィートのコンディションのファイナルで、21才のアメリカのデーン・レイノルズを破り優勝した。
今シーズンのフォスターズASPワールド・ツアーのメンバーであるキャンスディルだが、今回の勝利は彼のキャリアで最もビッグなもので、優勝賞金US$20,000と、貴重なWQSレイティング・ポイント3500ポイントをゲットした。
ファイナルヒートはゆっくりとスタートしたが、ヒートが5分経過したところでキャンスディルが最初のスコアをゲット、5.67をたたき出した。すかさずレイノルズも6.33、そして、3.67をスコアして逆転に成功。そしてキャンスディルは、次のソリッドなセットをラインアップで根気よく待つ作戦に出た。 |
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■5位:ジョディ・スミス(ZAF) |
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■3位:CJホブグッド(USA) |
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キャンスディルは、次のライドでロングライトを掴み7.83をマークしてレイノルズを逆転。更に8.17をスコアしリードを広げた。残り時間13分でレイノルズが逆転するには7.18ポイントが必要だった。イベントを通して最も高いスコアをメイクして来たレイノルズだったが、逆転することなく試合終了のホーンが鳴った。
「本当に嬉しいよ。負けが続いていたから優勝出来たことが素晴らしいと感じるよ。それが最大のWQSイベントのファイナルだったから余計に嬉しいよ。本当に今は有頂天で信じられない」とキャンスディル。「実際に、イベントの前半の方が良いサーフィンが出来ていたとは思うんだけど、今日や昨日の方が波が見えていたと思う。すべての波でより良いフィニッシュを心掛けていたんだ。そして、今日はサーフボードが、僕のために本当によく動いてくれた」。
第2位のデーン・レイノルズに対するコメントを頼まれたとき、キャンスディルは答えた。「僕はデーンが世界の最もラディカルなサーファーだと思う。そして、彼は間違いなくワールド・ツアーに値するよ。今日は自分のことに集中していて、彼が何をやっているのか分からなかったけど、彼はいつも爆発して、凄いショーを見せてくれるから、僕は波をじっくり選ぶ作戦に出たんだ。それが結局は上手く行ったよ」とコメント。
一方、第2位となったレイノルズは、賞金US$10,000をとWQSの3063レイティング・ポイントを獲得。彼は、ジョディ・スミス(ZAF)に次ぐWQSレイティング第2位へジャンプアップして、非公式ではあるものの2008年のフォスターズASPワールド・ツアー入りをほぼ確定的なものにした。「実際にWCTへの参加資格を獲られたなんて信じられないよ」とレイノルズが言った。「本当に、そのことについて、まだ考えていたかったんだ。だから不思議な感じさ。そんなことは考えないで今シーズンがスタートしていたからね」とレイノルズ。
また今回も日本からは田中樹、田嶋鉄兵、大野修聖の3名が出場。ラウンドオブ144からスタートしたイズキ、テッペイは1位通過、マーも2位でラウンドアップを果たした。しかしラウンドオブ96ではテッペイとマーが敗退。イズキがまたもやトップ通過を果たした。ラウンドオブ48ではべルナルド・ミランダ、シェイ・ロペス、優勝者のショーン・キャンスディルと対戦したイズキだったが、4位で敗退。37位でフィニッシュした。現在WQSレイティングは田嶋鉄兵が99位で日本人トップをキープ。田中樹が113位に浮上、大野修聖が119位と続いている。頑張れ日本。
リップカール・プロ・スーパー・シリーズ・ファイナル
優勝:ショーン・キャンスディル(AUS)
第2位:デーン・レイノルズ(USA)
第3位:CJホブグッド(USA)、ロドリゴ・ドーネルス(BRA)
第5位:ジョディ・スミス(ZAF)、ロイデン・ブライソン(ZAF)、ルーク・マンロー(AUS)、パトリック・グダスカス(USA)
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