更新日 2007年7月31日 (火) 10:49
■ASP-WQS6スターイベント■
ホンダUSオープン・オブ・サーフィン
Presented by O'Neill
■2007年7月20-29日■ハンティントンビーチ・カリフォルニア■photo:ASP Covered Images■
■USオープン、CJホブグッド優勝。田嶋鉄兵37位。
■2位のフローレス(FRA)
■今シーズンWQS3勝目のCJホブグッド
■ウイメンズ優勝のギルモア(AUS)
【現地2007年7月29日、ハンティントンビーチ・カリフォルニア】600を越すサーフィン、スケートボード、FMX&BMXにおけるワールドクラス・アスリートが参加して行われるアクション・スポーツ&ミュージック、ライフスタイル・フェスティバルである「ホンダUSオープン・オブ・サーフィン&ビーチ・フェスティバル」のアンカーイベントとして20日から開催されていた世界最大級のプロサーフィン・コンペティション、ASP-WQS6スター「 ホンダUSオープン・オブ・サーフィン・プレゼンテッド・バイ・オニール」が終了。
フロリダ出身のCJホブグッドはWCT選手同士のファイナルで、WCTルーキーのジェレミー・フローレス(FRA)を破り、2007年のUSオープンタイトルを手に入れた。コンディションは1-2フィートと決して理想的ではなかったが、同時開催のロング、プロジュニアのファイナルも行われ、それぞれのディビジョンでファイナルディに相応しいパフォーマンスが繰り広げられ、王者が決定した。
■コリン・マクフィリップス(USA)
■トニーノ・ベンソン(HAW)
フォスターズASPワールド・ツアーで現在25位のホブグッドは、今シーズンのWQSイベント3勝目。小さい波を流れるようなカーヴィングと刺激的なエアリアルのコンビネーションで見事なパフォーマンスを披露した。「僕は、何が起こっているか分からないよ。北アメリカの4つのWQSイベントにエントリーして、3勝したなんて信じられない」とホブグッドが言った。
「僕は、ホームで本当に良いボードを手に入れたんだと思う。そして家族と近くに居られて、より快適に過ごせた感じだった。アメリカで優勝するのは最高の気分だよ。この勝利をワールドツアーに繋げたいよ」フォスターズASPワールド・ツアーで25位のホブグッドは、2008年にエリートツアーに再びクオリファイ(参加資格を得る)することは現在のツアー中盤で不確実である。しかし、今日の優勝でASP-WQSのレイティング45位から18位にジャンプアップした。「今シーズンは、あと数回のWQSイベントをしないとバカを見るね」とホブグッドが言った。「僕は日本に行くつもりで、そのあとはハセゴーにも行くつもりさ。でも、その2戦の時も、ワールドツアーイベントのトラッソルズの事を考えなければならない。もちろん、僕のフォーカスはエリートツアーだけど、レイティングのバックアップを持っているに越したことはないからね」とコメント。
そして、今回2位となったフローレス。フォスターズASPワールド・ツアーの12位の彼は、USオープンのイベント後半における無敵のサーファーのようだった。桁外れのサーフィンを見せたフレンチマンは、他に類を見ない程優れたウェイブ・セレクションとスピードでサーフィンしたが、ファイナルではスコアリング・ライドを見つけることができなかった。「イベントを通して最高のサーフィンができたと思うよ。でもファイナルデイの波はかなり最悪だった」とフローレスが言った。「残念だね。でも昨シーズンはセミファイナル、今年はファイナルという風に毎年良くなっている。だから来年は優勝出来るかもしれないね」とコメント。また、3位タイにはジーン・ダ・シルバ(BRA)とダスティン・クイゾン(HI)が入賞した。
今回、同時開催のウイメンズ6スターイベントでは、WCTサーファーのステファニー・ギルモア(AUS)がフロリダのカリーナ・ペトロニを破り優勝。日本からは間屋口香と谷口絵里菜と萩原水紀が出場。間屋口香と萩原水紀がR48を戦ったが2人とも4位で敗退、37位でフィニッシュした。プロジュニアではハワイのトニーノ・ベンソンが優勝。ロングでは、3XASPワールドロングボードチャンピオンのコリン・マクフィリップス(CA)が優勝。日本からは真木蔵人、森大騎 、鍋島庵莉が出場。鍋島が25位で日本人最高位となった。
WQSメンズでは、田嶋鉄兵、大野修聖、田中樹、田中英義が出場。今シーズン好調な田嶋鉄兵が今回もR192からR48まで勝ち進んだ。南アフリカに続き2戦連続でR48進出の日本選手だったが、そこで田嶋はブルース・アイアンズ、ダレン・オラファティ、クリス・デヴィッドソンと対戦、敢無く4位敗退で37位でフィニッシュした。
今回の結果でWQSレイティングは田嶋鉄兵が94位で日本人トップをキープ。田中樹が131位、大野修聖が144位をキープしている。またウイメンズでは間屋口が18位から28位に順位を下げるも日本人トップをキープ。萩原41位、谷口42位と続いている。 次はいよいよ日本で行われる6スターイベント「夢屋ビラボンプロ田原」。シードされている田嶋鉄兵、大野修聖はラウンドオブ96から出場。マーの双子の兄、大野仙雅はラウンドオブ144から出場する。頑張れ日本。
6スターWQSイベント/ホンダUSオープン・オブ・サーフィン
優勝:C.J.ホブグッド(USA)第2位:ジェレミー・フローレス(FRA)
第3位:ダスティン・クイゾン(HAW)、ジ−ン・ダ・シルバ(BRA)
■ウイメンズ優勝:ステファニー・ギルモア(AUS)2位:カリーナ・ペトロニ(USA)
■ロストプロ・ジュニア/優勝:トニーノ・ベンソン(HAW)2位;クリス・ワォーリング(USA)3位:ジョディ・スミス(ZAF)4位:メーソン・ホー(HAW) ■USオープン・オブ・ロングボーディング 優勝:コリン・マクフィリップス(USA)2位:テイラー・ジェンソン(USA)3位:コール・ロビンス(USA)14.17
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