更新日: 2008年4月15日 (火) 1:03
■ASP-WQS6スターイベント■
ドラッグ・アウェア・プロ
プレゼンテッドバイ・オニール
■2008年4月7-13日■マーガレットリヴァー、ウエスタンオーストラリア■Photo Credit: Robertson/SurfingAustralia■

■トム・ウィッタカーとページ・ハーブが優勝
 
 ■ファイナリスト
 
■プロ初勝利のウィッタカーは、一方的な試合運びでクリス・ワード(USA)を  ■2位のクリス・ワード
【現地2008年4月13日日曜日、マーガレットリヴァー、ウエスタンオーストラリア】世界屈指のビッグウエイブスポットとして知られるマーガレットリヴァーで4月7日からウイメンズの5スターイベントともに開催されていたASPーWQS6スターイベント「ドラッグ・アウェア・プロ・プレゼンテッドバイ・オニール」が終了。マーガレットリヴァーのサーファーズポイントで、オーストラリアのトム・ウィッタカー(NSW)とページ・ハーブ(ニュージーランド)が見事プロ初優勝を飾った。

ASPツアー10年のベテランであるウィッタカーは、一方的な試合運びでアメリカのクリス・ワード(USA)をファイナルで下し、WQSイベントで3,000のポイントと、優勝賞金US$15,000を手に入れた。28歳のウィッタカーは、ファイナルでは迷いを見せず、スタートから6.17ポイントのスコアをマークし、最後までリードし、勝利を手にした。
 
 ■優勝したページ・ハーブ
 
     ■ジョシュ・カー


「最高だよ」と彼が言った。ウィッタカー(28)は、これまで5年間、優勝することなくASPワールド・ツアーを戦って来た。「ASPワールドツアーではブラジルで2位になった。3位は数え切れないぐらいあるけどね。でも最終的にイベントに勝つことは凄いことだよ。ずっと嫌悪感を持っていたのが取れた感じさ。ここの波は本当にクオリティが高くて、一週間、スーパー・リラックスできた。マーガレット・リヴァーは、WQSサーキットのなかでもベストな波だよ。ここで勝つことは最高だよ」とコメントした。

また同時開催されていたウイメンズでは、17才のページ・ハーブが、インターナショナルなファイナルでロザンヌ・ホッジ(南アフリカ)を破り、勝利を手にした。ハーブは全てのコンペティションを通して極めて印象に残るサーフィンを見せ、ギャラリーを刺激的なプログレッシブ・サーフィンで驚嘆させた。そして、彼女はASPツアーのメジャーイベントで優勝した初のニュージーランド出身のサーファーとして歴史に刻まれた。「本当にストークしたわ」と彼女は言った。「自分が勝ったのが信じられない」。僅差のクロスヒートが続く中で、ハーブはトータルスコア14.5を集め、ホッジのスコア13.57を抑えた。「ヒートを組み立てるためにクィックスタートで、最も良い波をゲットしようとしていたの」と彼女は言った。ハーブは優勝賞金US$4,000に加えて、WQSレイティングにおける価値ある2,000ポイントを与えられ、2009年のASPウイメンズ・ワールド・ツアーの参加資格獲得のため、更に良いポジションにジャンプアップを果たした。

大会3日目には、鮫の目撃情報により、イベントが一時中断される一幕もあったが、250名以上の世界最高峰のサーファー達が集ったこのイベントも無事ファイナルデイを迎えた。そんな中で今回は、日本より大澤伸幸、深川達哉、萩原水紀、橋本小百合がエントリー。 中でも橋本はラウンドオブ24までラウンドアップしたが、4位で敗退。19位という結果に終わった。このイベント終了時の日本人サーファーのレイティングは、ウイメンズの萩原が15位、橋本が52位。メンズは今年ブラジルの1戦(17位入賞)にしか出場していない大野修聖が129位。これでオーストラリアン・レッグが終り、ハイグレードなコンテストに的を絞った大野修聖をはじめとするトップ・ジャパニーズサーファー達が数多くエントリーしている南アフリカ、スコットランド、モルジブと続く。頑張れ日本。

6スターWQS/ドラッグ・アウェア・プロ
1 位:トム・ウィッタカー( AUS )2 位:クリス・ワード( USA )
3 位:ダニエル・ロス( AUS )、クリス・デビッドソン( AUS )



  ASPジャパンのサイトで大会情報を日本語で配信中。
更なる情報はオフィシャルサイトでご覧下さい

トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.1999-2008 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます