更新日: 2008年6月17日 (火) 22:54
■ASP-WQS6スタープライム■
モルジブ・プレゼンツ
スリランカエアラインプロ
■2008年6月9日-15日■モルディブ、パスタポイント■photo Dara/ASP ■

■ハワイのケコア・バカルソがモルジブでWQS初優勝。
 
 ■ハワイのバカルソとバルカ
 
■ASP-WQS初優勝のハワイのケコア・バカルソ  ■ダスティン・バルカは2位
【現地2008年6月14日土曜日、モルディヴ】6月9日からモルジブのパスタポイントで開催されていたASP-WQS6スタープライム・イベント「スリランカ・エアラインプロ」が終了。パスタポイントの4-6フィートのファンタスティックなコンディションの中で開催されたファイナルでハワイのケコア・バカルソが優勝した。オールハワイアンとなったファイナルで、バカルソは仲間のコンペティターであるダスティン・バルカを破った。クオーターファイナルに勝ち上がった8名のうち5名がハワイアンというファイナルデイ。ハワイアンに支配されたイベントとなった。

ファイナルを8.17ポイントのエクセレントなライディングでスタートしたバルカ。それは素晴らしいボトムターンとトップターンのコンビネーションによってフォローされたクリーンなチューブ・ライド。対するバカルソは、ソリッドな7ポイント・ライドでファイナル中盤に反撃。しかし、バルカは忍耐強く、プライオリティーを持ったまま彼に必要な2本目のスコアを探した。
 
 ■レオナルド・ニーヴス
 
     ■サニー・ガルシア


35分のファイナルの残り時間は15分。バルカはセカンドウェイブをゲット。しかし、その波はアベレージの5.5のスコアに終わる。逆にバカルソのためにドアは広く開かれ、彼にチャンスがやってきた。バカルソが逆転に必要なスコアは6.68。そしてソリッドなセットが入って来た。パワフルなハワイアンは、クリティカルでパワフルなバックハンド・ムーブを誘発し、200メーターを越えるロング・パーフェクト・ライドを決め、9ポイントをスコアした。残り時間5分で、バカルソはエクセレントな波を再びゲット。そして、彼は8.87のスコアを記録し、初のASP-WQS 6スタープライムイベント・タイトルを手に入れた。

「ついにASP-WQSレベルで優勝出来て最高だよ」とバカルソは言った。「数年前ASPワールド・ジュニアに勝ったあと、WQSレベルでの戦いにプレッシャーを感じていたんだ。それは自分にとって本当にハードだった。コンペティションは非常にタフさ。そして、ついに、その壁を破ることが出来てホッとしているよ。ここの波は信じられないほど良いね。ハワイアン達は毎日リップを繰り返していたよ。今夜はここで大いに盛り上がるよ」

2位となったバルカにとっても、今回の結果は自己ベストとなった。「ハワイアンには驚異的なイベントになったね。ファイナルで我々は一緒にサーフィンして、パーフェクトな波で素晴らしい時間を持てたよ。ヒート中盤で僕はいくつかミスをした。でも、全体としては、素晴らしいイベントだったね」ふたりは、今日のパフォーマンスをこのパスタポイントを発見した故トニー・フセイン・ヒンデに捧げた。故トニー氏は、このイベントが始まる直前に他界した。

また、今回日本からは大野修聖、田嶋鉄兵が出場した。ラウンド144からの出場となったふたりは、マーがファーストラウンドで撃沈。そこを勝ち上がった田嶋もラウンド96で敢無く敗退し49位という結果に終わった。このイベント終了時の日本人サーファーのレイティングは、大野修聖が86位で日本人トップをキープ。そして田嶋鉄兵が154位にアップ、182位に田中樹、201位に辻裕次郎、223位に田中譲という順位。これでモルジブが終り、次回の6スターイベントは6月30から南アフリカで開催予定。
頑張れ日本。ちなみにブラジルで6月7月に予定されていたASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップ、ASP-WQSビラボンガールズ・リオとASPウイメンズ・ワールド・ツアー・イベントのビラボンガールズプロ・リオは9月に変更になっている。


優勝:ケコア・バカルソ(HAW)17.87
2位:ダスティン・バルカ(HAW)14.50
3位:レオナルド・ニーヴス(BRA)
3位:ジョエル・センティオ(HAW)


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