更新日: 2009年4月6日 (月) 17:39
ASP 6スター・プライムWQSメンズ・イベント
ドラッグ・アウェア・プロ
■2009年3月30日-4月5日■マーガレットリヴァー、ウエスタンオーストラリア■photo Mario Vassallo/Surfing Australia■

■オーストラリアのダニエル・ロスが優勝。大野修聖は33位へ。


写真:Dan Ross, 2009 Drug Aware Pro champion

【現地2009年4月5日日曜日、マーガレットリヴァー、ウエスタンオーストラリア】世界屈指のビッグウエイブスポットとして知られるマーガレットリヴァーで3月30日からウイメンズの5スターイベントともに開催されていたASPーWQS6スターイベント「ドラッグ・アウェア・プロ」が終了。3〜4フィートのマーガレットリヴァーのサーファーズポイントで、オーストラリアのダニエル・ロスがオーストラリアのアダム・メリングを破り、優勝した。

今回の勝利はロスの通算成績において最大のものであるが、昨シーズンにASPワールドツアーをリクオリファイ出来ず、最近になってメジャー・スポンサーまで失ったパワフル・サーファーのロスにとっては、勝利のタイミングが遅かったと言わざるを得ない。 「このイベントで勝つ事に全てを集中していた。そして、今の最高の気分が信じられない」と意気揚々とロスが言った。「この場所で、この2年間はセミファイナルに勝ち上がれていた。だから、ここでは優勝するチャンスがあると思ったんだ。そして、このイベントに向けてハードにトレーニングし、それが自分に大成功をもたらしたのさ。」

「メジャースポンサーなしの状態で、優勝賞金2万ドルの現金は今年のツアーを楽にしてくれる。そして、多くの人たちに証明したかった ― 僕にはスポンサーする価値があって、ビッグリザルトを掴めるってことを!」ロスは昨年のASPドリーム・ツアーを戦ったがリクオリファイに失敗した。今日の勝利は、来季のクオリファイに絶好のポジションに彼を押し上げた。「それは確かに僕の目標だよ。優勝した今、この調子でエクセレントな結果をつなぎ合わせたい。」とコメント。

また同時開催されていたウイメンズでは、ベテランのメラニー・レッドマン-カーが、ハワイの新鋭、17歳のココ・ホーを破り、イベント4度目の勝利を手にした。こ波を熟知するレッドマン-カーのローカル・ナレッジと経験が物を言いファイナルでは、優れたウェイブ・セレクトで対戦相手のホーに快勝した。「私自身、ここで優勝出来て本当に驚いた」とレッドマン-カーを言った。「このイベントでは、若くて元気な新進のガールズたちがリップしていて、今日のオープニングの準々決勝でカリッサ・ムーア(HAW)と戦ったとき敗退すると確信したの。彼女は一週間ずっとフォーム・サーファーだった。彼女がイベントで優勝すると思ったわ。波は最高に楽しい波で、自分のローカルとしての知識が助けてくれた。」

今回、日本からは大野修聖、大澤伸幸、萩原水紀、橋本小百合がエントリー。 橋本、萩原はラウンドオブ48で、4位、3位でそれぞれ敗退。25、37位という結果に終わった。そして、日本期待の大野修聖。彼の第2戦目となるイベントは、ラウンドオブ96から出場したが、痛恨のインターフェアーを犯し、まさかのファーストラウンドでの敗退となった。73位となったマーは、17位から33位へとレイティングを下げている。彼のオフィシャルブログでは「波のコンディションが凄く良かったので馬鹿な負け方をして残念だけど、新しいことを勉強をさせてもらったことに感謝」などと4/3にコメントを掲載している。頑張れ!マー!。

6スタープライムWQS/ドラッグ・アウェア・プロ
1 位:ダニエル・ロス( AUS )
2 位:アダム・メリング( AUS )
3 位:ディオン・アトキンソン( AUS )、ルーク・マンロー( AUS )


Dan Ross winning the biggest event of his career, 2009 Drug Aware Pro champion.

 


  ASPジャパンのサイトで大会情報を日本語で配信中。
更なる情報はオフィシャルサイトでご覧下さい

トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.1999-2009 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます