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▼「セカイノサーフニュース」は、サーフメディアが提携している「グローバルサーフニュース」で掲載される世界で起きてた様々なサーフィン業界ニュースをピックアップして日本語でお届けしています。情報提供: |
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■ダン・ムーアは、マウイのジョーズで68フィートの波に乗りビラボンXXLアワード受賞。
ハワイのダン・ムーアは、マウイのジョーズで乗った68フィートの波で、2005年のビラボンXXLグローバル・ビッグウエーブアワードを受賞した。ジェットスキーにアシストされたトウイン・サーフィンのパイオニアである、48歳のムーアは、近年最も強いスウェルのうちの1つに挙げられる、2004年12月15日にこのウイニング・ウエーブに乗った。サンセットビーチのベテラン・ウオーターマンは、1フィートにつき1000ドルが送られる賞金で68フィートで6万8000ドル(約800万円)を手に入れた。
約2000人のサーフィン業界関係者が、アナハイムのグローヴ・シアターで行われたビラボンXXLアワードのセレモニー・ライブに出席。数千人のギャラリーが、www.BillabongXXL.com上でウェブキャストされたライブを楽しんだ。「巨大な、アメイジングな1日だった」と12月のセッションについてムーアが言った。「我々は沖からやってくるその波を見た。そして、私のパートナー(マーク・アンダーソン)はこれだと確信したんだ。彼は、本当にディープなポジションへと私を引っ張っていき、そして、その波はちょうどリーフの上で壁となり、本当のハイラインを走ったんだ。それは私の人生において、これまでに経験したことがない早さだった。波のフェイスには段やこぶがあって、持ちこたえようとしたけど、それが限界だったね。物凄いリップが頭上から襲いかかって来るのを見た時には、行くしかないと思ったよ。それは物凄い洗濯機状態だった。いま、ヤモリが人に踏みつぶされる気分が理解出来たよ」とムーア。また、フィルムでムーアの決定的な瞬間を捕らえたサンクレメンテのカメラマン・ロバート・ブラウンにも賞金5,000ドルが渡された。
その他に、ジェット・スキーのサポートなしで捕えた最大の波「モンスターパドルアワード」は、2005年3月9日にハーフムーンベイで撮影されたサンタクルーズのシェーン・デズモンドが受賞。「モンスターチューブアワード」は、オーストラリアのディラン・ロングボトムが受賞。「Surfline/ジェイ・モリアリティ・ベストオーバーオール パフォーマンス賞」はシェーン・ドリアンが受賞した。
その他のビラボンXXL Global Big Wave Awardの詳細はwww.BillabongXXL.comで。
■ASPインターナショナルによる「ASPインターナショナル・ジャパン」が発足。
ASPインターナショナルは、ASPとしては初めてのリージョナル・ブランチとしてASPインターナショナル・ジャパンの発足を発表した。「ASPインターナショナルの日本支社をつくることでの我々のゴールは、日本におけるサーフィンの成長と情熱を結び付けることと、フォスターズ・メンズ・ワールド・ツアーの日本での開催を導くことである」とASP CEのOブロディ・カーが言った。オフィスは湘南になる予定で、ゼネラルマネージャーには、今年からJPSAの役員にもなった国内通商の近江俊哉氏が就任、リージョナルツアーマネージャーとして加藤昌高氏、ジャッジングマネージャーとして小川昌男氏、インターナショナル連絡としてマシュー・ピッツ氏という5名で日本のASPは構成される。
■トランスワールドサーフとサーフラインは、新しいメディアパートナーシップを発表する
サーフ、スケート、スノーなどのアクションスポーツ雑誌とウェブサイトを運営するトランスワールドメディアは、トランスワールドサーフが、世界で最も総合的で信頼できるサーフ・リポートとフォアキャスト情報のパイオニアである「サーフライン」とのサーフメディア・パートナーになったことを発表した。transworldsurf.comへのビジターは、今までの最新のサーフニュース、写真、ビデオ、ハウトゥテイップス、コンテスト結果などの情報に加え、約100のビーチ・ウェブカメラからの映像をはじめ、サーフリポート、サーフトリップ情報などのより多くの情報をSurflineのネットワークから、フリーアクセスできる。
「これは、世界的なサーフマーケットにおいて、さらにトランスワールドののリーダーシップを固める」とトランスワールドサーフのリアム・ファーガソンは言った。この革命的なパートナーシップは、アクション-スポーツとサーフィン・コミュニティで、最も信頼された2つのビッグネームの持つエネルギーが結集されることになる。TransWorldメディア(TransWorld SURFの親会社)は、アクションスポーツ雑誌で600万以上の読者を持ち、サーフラインは、1日平均60,000以上のビジターを誇る世界最大のサーフィン・ウェブサイトである。
■フロリダに、ロンジョン「サーフパーク」が来年オープン予定。
ロンジョン・サーフパークはフェスティバル・ベイモールのアンカー・アトラクション。フロリダのエンターテイメント地区のオーランドの中心部であるインターナショナル・ドライブに建設される予定のサーフパークスは、2006年半ばに計画されるグランド・オープニングを目指して、この夏工事が開始されることになっている。
ロン・ジョン・サーフパークは、サーフィンとボディボーディングのために特別に造られる世界初のウエイブプール施設で、世界チャンピオンから初心者まで全てのレベルに適応できる3つの革新的なサーフプールが用意される。「我々は、5年以上を費やしたプロジェクトを経て、ようやくここまで辿り着くことが出来て本当に喜んでいる。これは無数のアドバイザー、投資家、パートナーと将来の客の展望なしでは実現しなかった」と、サーフパークス創設者でCEOのジェイミー・ミーセルマンが言う。
ロン・ジョンサーフパークの見せ場は何と言っても「プロサーフプール」である。それはパーフェクトなソルトウオーターウエイブ最高8フィートまで可能という特許を取得したテクノロジーを利用する。プロサーフプールはフットボール場ほどの広さで、1分間に最高6フィートの波を作り出すことが可能で、60-100ヤードを乗ることができる。また、コンピュータで調節可能な「VersareefTMプールフロアー」は、プールの床の形状を操作して、ライト&レフトの波のシェイプを無限にコントロール。世界のベストブレークをデータ化してプログラムしてボトム形状を構成する。
その他に2つのプールはフローライダーとトレーニングプール。フローライダーは、ボディボードに乗って、波に乗る感覚を得る、誰にでも簡単にトライできる波。トレーニングプールは、初心者のテクニック改善や、全くの初心者に波の乗り方を教えるために使われるサーフプールである。このトレーニングプールの波は遅く、3-4フィートとスクールにはパーフェクトなコンディションに設定されている。
このサーフパークスという会社が企画運営する「ロンジョン・サーフパーク」は、今まであったウエイブプールと全く違ったシステムを採用している。アメリカのアリゾナのビッグサーフ、アレンタウンのワールドウオーター、フロリダのタイフーンラグーン、日本のオーシャンドームなど、大波を売りにした全ての「サーフプール」は、結論は本当のサーファーでないボディボーダーでない、ファミリーを楽しませるという主要な目的を持っていた。これまでサーフプールは深さが約6フィートに限られ、プール床は左右にフラット、前後の傾斜は緩やかに浅くなって終わる。プールの壁は岸で波高を最小にするために扇形に広がるように作られていた。このデザインは著しく波高と波質を下げることになっていたのだ。サーフパークスのプール・デザインは、それらの既存のプールに相反する。波高の腐敗を最小にして、サーフパークスのプールはより深く、浮動するプールフロアは調節可能で、パーフェクトな波をクリエイトする。そして、プール壁は最大の波高を保持するために互いに近付けることができる。これまでにはなかったシステムのウエイブプール。来年のオープンが今から待ち遠しい。サーフパークスのホームページでは様々な情報が公開されている興味のある人はチェケラウ。
http://www.surfparks.com/
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