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2006年08月03日 (木) 18:14
更新
■ＵＳオープンでロブ・マチャド優勝。
【現地2006年7月30日日曜日、ハンティントンビーチ・ピア（カリフォルニア）】 世界最大級のプロサーフィン・コンペティション、 ＡＳＰ-ＷＱＳ６スター「 ホンダＵＳオープン・オブ・サーフィング・プレゼンテッド・バイ・オニール」が、アクション・スポーツ＆ライフスタイル・フェスティバル「バンク・オブ・ザ・ウェスト／ビーチ・ゲームス」の中核的イベントとして、今年も盛大に行なわれた。優勝したのは２度のイベントチャンピオンで、昨年第２位だったロブ・マチャド。彼は３度目のＵＳオープンタイトルを手にし、ハンティントンビーチに集まったギャラリーに、ＡＳＰのワールドチャンピオンシップツアーから退いた今でもカリフォルニアを代表するサーファーの一人であることを示した。
「ここは何度来ても最高の場所だね」とマチャドが言った。「ギャラリーの数は一週間ずっと信じられなかったよ。ファイナルの彼等のエナジーは物凄かった。僕は昨年、このファイナルでアンディに接戦の末、破れた。そこから立ち直るのはハードだった。だから、この勝利が余計に素晴らしいと感じるのさ」。ロイ・パワーズ（Hanalei/HI）をファイナルで抑え、見事勝利を手にした元世界No.2のマチャドは、限られたイベントにしか出場していないにも関わらず、現在ＷＱＳのトップ50にランキングされている。「僕は今年、３つのコンテストに出ただけなんだ。でも、いくつかのイベントに参加するためにヨーロッパに行く予定さ。何年もそこでサーフィンをしていないから、楽しみだ」とコンペティションをセミリタイヤしているマチャドが言った。
また、２位となったのは、現在のフォスターズＡＳＰメンズ・ワールド・ツアー41位のロイ・パワーズ。彼は逆転にアベレージスコアの6.33が必要だったが、勝利の女神は彼に微笑まなかった。「ロブは、どんな波でもハイスコアをたたき出すマシンさ」とパワーズが言った。「僕はプレッシャーを上手く利用することができたよ。でも勝ちたかったけど、もう一つのスコアが足りなかった」。パワーズの今回の第２位は、ＷＱＳレイティングで第86位から第26位まで押し上げ、間違いなく来年のＷＣＴにリクオリファイする手助けをする。「僕のルーキー・シーズンは、それほど上手く行っていなかった。うまくいけば、この勢いを今後のＷＱＳイベントでも続けられるかもしれないね。もしかしたらＷＣＴでさえ行けるかも」とＷＣＴルーキーのパワーズが言った。その他に３位となったのは、マイク・ロスネス（サン・クレメンテ、CA）とジェレミー・フローレス（リユニオン）。
同時開催のウイメンズイベントでは、ソフィア・ムラノビッチがジェシー・マイリー・ダイヤーを抑え優勝。Lostプロ・ジュニアではベン・ダン（AUS）が優勝。ウイメンズ・プロジュニアでトム・カレンの娘、リー・アン・カレンが優勝。ロングボードでは前ＡＳＰワールド・チャンピオン・ジョエル・チューダーとコリン・マクフィリップスを抑えて、地元のドジャー・クレメルが嬉しい初タイトルを手にした。
今年のＵＳオープンには日本から田中樹、田中英義、田嶋鉄兵、田原啓江、間屋口香、杉浦麻里衣、谷口絵理菜、萩原水紀といったサーファーが挑戦した。結果メンズでは田中英義が４９位で日本人ベスト。ウイメンズでは間屋口香と谷口絵理菜がＲ４８で３位敗退し、２５位でフィニッシュした。ＵＳオープンが終了した時点でＷＱＳランキングで、日本人のトップを行くのは今回、日本での６スターイベントに的を絞り不参加だった大野修聖の５０位。ウイメンズは間屋口香が２２位となっている。現在８月６日まで日本で開催中の６スターイベントのビラボン・プレゼンツ夢屋田原プロ。世界を目指す彼等がひとつでも上位に入賞でき、日本で良い結果を残せるように応援しよう。頑張れ日本。
■チャネルアイランズ・サーフボードを買うバートン・スノーボード。
チャネルアイランズ・サーフボードのアル・メリックは、その会社がバートン・スノーボードの手に渡ったことを発表した。それぞれの会社の創設者であるアル・メリックとジェイク・バートン・カーペンターの２人は、サーフィンとスノーボードという、彼らのそれぞれのスポーツに対する情熱と同様の考え方をシェアし、契約に合意した。
「アルと僕は、同じ考え方を持って我々の会社の方向性についての交渉を開始したんだ。我々の製品開発に関する哲学は、うりふたつで、それがこのリレーションシップを凄く自然なものにした。我々はお互いにより多くのことを学び、チャネルアイランズとバートンはより良い方向に向かうだろう」とバートン・スノーボードの創始者で会長のジェイク・バートン・カーペンターが言った。
また、アル・メリックは彼が多くの世界のベスト・サーファーのためのサーフボードをクリエイトする1969年に創立した会社を続け、チャネルアイランズは今後もサンタバーバラ（カリフォルニア）に存続する。「僕は、一緒にサーフ・テクノロジーを前進させ、サーフィンを未来に導くことができる、我々のこのベンチャーに非常に興奮した」とアル・メリック。「チャネルアイランズのゴールは、世界中でベスト・サーフボードをプロデュースすることにフォーカスし続けること。ジェイクと僕は、テクノロジー、イノベーション、デザインの最前線をキープする本当のパッションを持っているんだ。今後も今まで通り、サーフボードのデザインとシェイプ、同じキャパシティの中で仕事をして行くつもりさ」とメリックがいった。ちなみにこの買収による日本での販売代理店等の変更はない。
 ■パーコの『Free As A Dog
（フリー・アズ・ア・ドッグ』。
「チューブラ・スウェルズ」「ストームライダーズ」「ブルーホライゾン」といったサーフムービーの名作を世に送り出して来た巨匠ジャック・マッコイの最新作『Free As A Dog（フリー・アズ・ア・ドッグ』。
彼の２４作目はパーコことジョエル・パーキンソンと彼の愛犬トレイのストーリー。フィルムは、ジョエルのホームである輝かしいサーフィンの歴史を持つ、オーストラリアはクイーンズランドのサーフタウン、クーランガッタからスタートする。
その「スーパーバンクス」で間違いなくトップドッグスの1人であるパーコ。そして、我々はこの驚くべきスポットで彼の本当のグレイトなサーフィンを垣間見ることとなる。更にパーコとトレイは２人のグルメ、ジェームス「ウッディ」ウッドとエリス・エリクソンと合流。彼等と共に素晴らしいスポットに巡り会う。
フリーアズアドッグは、2006年1月2日にシドニーでワールドプレミアが行われ、2006年8月までビラボン・ジャック・マッコイ・サーフフィルム・フェスティバルとしてアメリカ、ヨーロッパでツアーが行われる。このツアー終了後、ＤＶＤとして販売が開始される予定で、もちろん日本でも発売予定、お楽しみに。
■ビラボンとフリースタイル・オーディオがＭＰ３プレイヤー付きのウエットを開発
ビラボンとフリースタイル・オーディオが完全防水のＭＰ３プレイヤー「SoundWave」付きのウエットを開発。「ビラボンは、違いの分かるサーファーのために絶えず製品を進化させようと努力している」とビラボンUSAのグラハム・ステイプルバーグが言う。「我々は、SoundWaveを我々の最上級の「Solution Platinum（ソリューション・プラチナ）」と組み合わせて商品化しようと思っている」とコメント。また「我々は、サーフマーケットにおける彼らのテクノロジー・パートナーとして、ビラボンと仕事が出来て最高に嬉しく思っている」とフリースタイル・オーディオ創始者のランス・フリードが言った。「彼らの物凄いブランド力、ディストリビューション、顧客への誠実な対応、革新への執念は、間違いなくサーフィンプロダクツへの音楽の算入を速めることになるだろう」とフリード。この独立型SoundWave完全防水MP3プレイヤー・モデルを含む、SoundWave プラチナ・ウエットスーツは７月後半、アメリカのビラボン・ディーラー・ネットワークだけで入手可能。でも、サーフィンしながら音楽って聞きたいのかなと素朴な疑問。日本での発売は未定です。
■MOKU HAWAIIワイキキショップが、2006 THE BEST OF BESTサーフギア部門3位。
 MOKU HAWAII のワイキキショップがロコとビジター注目のHONOLULU ADVERTISER誌《People's Choice Awards》 2006 The Best of Best、サーフギアランクでローカル・モーション、タウカンに続いて堂々の3位に選ばれた。ちなみに、ロコ・ミュージシャンランクはやはりこの人、ジャック・ジョンソン。シェイブアイスランキングではマツモト・シェイブアイスがおしくも2位。
MOKU HAWAIIは、人気のサーフ・ウェアーと、ロコ・ボーイズとタイアップしたレッスン付きのサーフ・クルーズが大ヒットし、ワイキキのサーフシーンで光っているようだ。ハワイステイの際は要チェックのキー・スポット間違いなし。日本人スタッフも出迎えてくれるので気軽に寄れるのもうれしい。
▼URL http://www.moku-hi.com▼住所2446 Koa Ave. Honolulu HI 96815(ハイアットリージェンシー・ホテルの右後ろ）
▼電話番号808 926 6658
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