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2006年10月26日 (木) 16:29 更新

■ISAワールド・サーフィン・ゲームスが終了

世界中の国から選り抜きのトップ・サーファーによって競われるサーフィンのオリンピック「ロストエナジーISAワールド・サーフィン・ゲームス」が カリフォルニアのハンティントンビーチピアで、 2006年10月14日土曜日から10月22日日曜日まで盛大に行なわれた。今回ロストエナジードリンクがタイトルスポンサーとなったこのイベントは、国際オリンピック委員会(IOC)によって承認された世界のサーフィン界をまとめる団体であるインターナショナル・サーフィンアソシエーション(ISA)によるもの。9日間にも及んだイベントはアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、フランス、ジャマイカ、日本、メキシコ、モロッコ、ニュージーランド、南アフリカ、タヒチ、イギリス、アメリカを含む33カ国の300人以上のサーファーが参加した。

10月14日にスタートしたイベントは、22日にファイナルデイを迎え、ISA史上最も接戦となった、トータル・ポイント・スコアで争われる団体戦でオーストラリアが優勝。ブラジルが2位、アメリカが3位、南アフリカ4位という結果となった。メンズ・オープンクラスの優勝は南アフリカの新鋭ジョディ・スミス。2位がオーストラリアのルーク・ステッドマン、3位がアメリカのパット・オコーネル、4位がブラジルのアーマンド・ダルトロというWCT宛らの物凄いメンツのファイナルとなった。

「コンテスト全体が物凄くタフだったよ。ファイナル目指して頑張ったんだ。優勝出来て本当に嬉しいよ」とスミスがコメント。ウイメンズ・オープンでは、アメリカの元ISAジュニア・ワールド・チャンピオンであるジュリア・クリスチャンが僅差で、ブラジルのジャクリーン・シルヴァを抑えて金メダルを獲得した。

「以前にWCTでジャクリーンとは戦っていたわ。いつもクロスヒートでエキサイティングなヒートだった。だって彼女は素晴らしいサーファーだから。このイベントは自分にとって特別なものなの。ツアーなどでは自分自身のために戦うけど、これは国のために戦うんだからね。」とクリスチャン。ボディボード・ウイメンはオーストラリアの世界チャンプ、キラ・ローリンが、メンズではポルトガルのマニュエル・センテノが優勝。ロングボードではハワイのボンガなどを抑え、南アフリカのチャンピオン、マシュー・モイアが優勝した。

今回は日本からメンズオープンに高木勇二、福島竜也、井上達貴、高津敏幸。 ウイメンズには小柳江梨、熊澤友紀、ロングボードには辻嶋司。 ボディボードは榎戸輝、榎戸崇人、渡辺萌が日本代表として参加。世界の強豪相手に戦ったが団体で17位という結果に終った。次回のISAワールドサーフィンゲームスは2008年、ポルトガルを予定。

http://www.isasurf.org/




■フォスターズが、ASPと再契約


ASPは、フォスターズと2007年1月から更なる12ヵ月の期間で、プロサーフィン・エリートのASPワールド・ツアーのネイミング・ライツスポンサーとして再契約した。フォスターズは過去3年間、ネイミングスポンサーを務め、サーフィンというスポーツのプロモーションの発展に大いに貢献した。そして、彼らの更なるコミットメントは、世界で最も刺激的なスポーツの1つであるサーフィンの更なる成長を促す。

「フォスターズとの再契約が出来て、我々は本当に嬉しい」とASP経営最高責任者ブロディ・カー。「彼らはASPと我々のプレミアム・メンズ・プロサーフィン・ツアーの素晴らしいサポーターであった。そして、我々は持続的なパートナーシップを楽しみにしている。更なるコミットメントにより、我々はニューメディア・プラットホームを進化することができ、我々の報道を向上させ、大衆に向けてサーフィンの素晴らしいバイブレーションを伝えたい」とコメントした。




■テイラー・スティールとダスティン・ハンフリーのシッピング・ジェットストリームス


サーフィン・プレミア・フィルムプロデューサーのテイラー・スティールのシッピング・ジェットストリームスは、彼のこれまでの作品とは一線を画するエキゾチックな旅にフォーカスしたアート・ハウス-スタイルの写真集と16ミリフィルム。それはフィルムメーカーとしてのテイラー・スティールとトランスワールドサーフ誌のフォトグラファー、ダスティン・ハンフリーのコラボレーション。

モロッコのマラケッシュのスークの市場から大西洋のバルバドスへ、そして日本からキューバ、イタリア、香港、エジプトからギリシャまで、シッピング・ジェットストリームスは、発見とアドベンチャーのフォトジェニックな旅である。出演はケリー・スレーター、アンディ・アイアンズ、デーン・レイノルズ、ブルース・アイアンズ、シェーン・ドリアン、リザール・タンジュンなど、日本のシーンではドノバン・フランケンレイター、ラスタ、大野修聖が登場する。

トレーラーをまだ見ていない人は是非チェックを。



 

■ラスタの「ライフ・ライク・リキッド」ツアー


映画「ブルーホライゾン」で一躍脚光を浴びることとなったオーストラリアのデイブ・ラストビッチは、パーフェクトな波を捜し旅を続けるサーファー。また彼はフリーサーフィンのライフスタイルを表現する独特の音楽スタイルを追求し続けている。今回そんな彼が催す「ライフ・ライク・リキッド」ツアーは、音と生活とサーフィンのクリエイティヴな領域を探検するオーディオ&ビジュアル体験。ツアーはオーストラリアの東海岸を13か所も回る予定で、会場では2年にわたって撮影されたラストビッチのデビュー・フィルム「Life Like Liquid」がプレミア上映され、チューブ・ライディング・アートや即興演奏などが楽しめる。その他にジョージ・グリノー、フール/マッコイ、アルビー・ファルゾン、サイラス・サットンの作品や、バリ・ストリックランド『フリーウエイ』等も上映予定。






■サニー・ガルシア、脱税で禁固刑の判決 

元世界チャンピオンのサニー・ガルシアは、獲得した賞金417,000ドルについて所得税を申告せず、脱税を行ったとして、10月18日の水曜日に3カ月の禁固刑の判決を下された。アメリカ地区判事トーマスJ.ウェランは、ガルシアに来年1月12日まで猶予を与えて、彼がロンポク(サンタバーバラの北)刑務所に配置されるよう促した。ガルシアは、16歳の時にプロサーファーになり、それ以来10年以上トップ10のサーファーと評価されて、2000年にワールドタイトルを獲得した。彼は昨年でプロツアーを引退したが、今年7月にハンティントンビーチで全米オープンに出場、禁固刑を前に、この11月にも再びコンテストに出場するつもりだ。また判事は、ガルシアに対して刑期満了後に7カ月間の自宅謹慎と80時間の社会奉仕活動も命じている。





■リップカールが世界初の発熱するウエットスーツを開発

リップカールが今回リリースした「H-Bomb」は、世界初のパワーヒーテッド・ウエットスーツ。これは、2つのポリマー・リチウム・イオン7.2ボルトバッテリーによってパワーを供給され、ウエットスーツ内を暖める仕組み。これは携帯電話、ipod、ラップトップ・コンピュータに使用されているものと同じバッテリーである。ネオプレン・スポンジで覆われたバッテリーはそれぞれ0.12kgの重さで、腰の上部に配置される。ファイバーで作られた電熱部分は、金属製ではないので塩水による腐食の心配もない。


http://www.ripcurl.com/




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