第1回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム開催(2/27)
2009年2月21 日(土曜日)神奈川県立神奈川女性センターにおいて、第1 回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウムが開催された。当日は、環境、工学・科学、地域振興、気象・情報、行政機関、メディア関係者など様々な分野の人々、総数約60名以上が参加した。
このシンポジウムは、サーフィンを科学・工学的に検知し、その結びつきを確認し深める場を創ること。そして、サーフィンを取り巻く、自然環境、地域振興、海の安全対策、観光振興、教育文化、健康促進等とともに、今後の未来に向けてのサーフィンの在り方を考え、将来次世代にサーフィンが出来る素晴らしい環境を残して行く事を主旨にスタートしたもの。
シンポジウムでは、Surf Rider Foundation Japan 副代表の許正憲氏をはじめ、土木研究センターなぎさ総研、主任研究員の石川仁憲氏、サーフレジェンドの気象予報士である小川和幸氏、港湾空港技術研究所の主任研究官である鈴木高二朗氏、港湾空港技術研究所のチームリーダー、平山克也氏、和歌山県サーフィン連盟会長の梅本利樹氏 、Surf Rider Foundation Japan 海岸環境チームの竹内尚人氏、東海大学准教授 松本秀夫氏 、南紀サーフィンクラブ 南紀の自然を守る会代表、サーフボードシェイパーの角直氏が講演。どの講演内容も現実のデータに基づき、サーフィンを通じた環境改善、地域振興、安全対策等などに関するもので、非常に興味深いものだった。また、最後の総合討論会では、参加したNSA 相談役坂田氏、ドジ井坂氏、サーフレジェンド加藤氏なども意見を述べた。
今回、第1回目となった「サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム」は、今後も継続的に開催を考えており、地球規模での気象温暖化現象の中、海岸侵食などの環境改善策をはじめ、今後の未来に向けてのサーフィンの在り方を考え、次世代にサーフィンが出来る素晴らしい環境を残して行くシンポジウムとなるだろう。
シンポジウムの詳細は、http://ceo.pari.go.jp/sst-hp/をご覧ください。