THE SNOW SURFERS 2

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THE SNOW SURFERS 2開催。

スノーボード、サーフィン、そしてミュージックの融合。会場である、海から山へのキャノンボールレース方式の移動までも含めた、今までに例のない、複合アクションスポーツイベント。



今年で2回目の開催となる「ザ・スノーサーファーズ」が2011年2月26日〜27日,千葉・三軒家海岸と群馬県・川場スキー場で開催された。この「ザ・スノーサーファーズ」はスノーボード、サーフィン、そしてミュージックの融合、そして会場である、海から山へのキャノンボールレース方式の移動までも含めた、今までに例のない、複合アクションスポーツイベントである。

それでは、「ザ・スノーサーファーズ」の大会の概要を説明しよう。

まずは、初日、千葉県いすみ市三軒屋海岸に、朝の7時集合。精鋭スノーボーダー30名、精鋭サーファー30名に分かれてサーフィンヒートがスタート。選手は、エディ・アイカウコンテスト方式の2ラウンド、合計2ヒートをサーフ。合計点を集計され、スノーボード部門、サーフィン部門に分けられ、順位がつけられた。その後、スノーボーダー部門トップ4人でのファイナル、サーファー部門トップ4人でのファイナル。最後に、各サーフィン部門ファイナルより、トップ2名がグランドファイナルにコマを進め、ここで、スノーボーダー2名とサーファー2名での、頂上対決で初日は終了。大会初日はセットでオーバーヘッドの波にも恵まれ、無事終了した。

大会終了時間は、午後4時。そこから、選手、スタッフ、関係者は群馬県沼田市のスケートパークJHKに向けて移動開始。夜のイベントスタート予定時刻は、午後8時30分。

各ドライバーは、月末の土曜日の、都内の渋滞回避に頭を悩ませた。ルートは、アクアラインから環七、環八経由関越道を使ったルートや、東関東自動車道または、京葉道から首都高、そして外環経由関越道等々、様々なチョイスはある物の、交通情報では、全てがひどい渋滞情報で、選手達の頭を悩ませた。
選手達は、さまざまなルートを模索して、約5時間弱で目的地に到着。ここから、音楽とスケートボードの融合イベントがスタート。もちろん、深夜まで、夜の濃密なセッションも繰り広げられた。

そして大会2日目は、朝の8時に川場スキー場集合。10時過ぎからウォーミングアップランのち、スノーボードのヒートがスタート。天候は快晴、積雪280センチ、風無風の絶好のコンディション。スノーボードのレギュレーションは、ザ・スノーサーファーズオリジナル方式。このコンテストの為に、パークビルダーによりチューンナップされた、常設スノーサーフィンパークでの自由演技がザ・スノーサーファーズ公認ジャッジにより、採点された。

当日の雪波であるコースのコンディションも完璧な仕上がり。コース設定は、スタート地点より、ドロップすると三つこぶ状のウェーブ。こちらは、左右のバンクを飛んでよし、走って良しのセクション。そして右側にライトハンダーの白樺バンク。そして観客席のメインには左に飛んで良し、スラッシュしてよしの、大きなレフトハンダーの壁、右には、グラッシーなライトハンダーの壁からチューブセクション。その後は、左右に4カ所のリッパブルなバンクが設けられ、最後の見せ場のすり鉢状のハーフボールへと続くセットアップ。

このセットアップをサーファー30名が各2回トライ、そしてスノーボーダー30名も各2回トライして、合計点でスノーボードの得点が争われた。60人の全てのランを終了後、サーファーのトップ4人、スノーボーダーのトップ4人が、1本勝負でトップ2を決定。最後に4人で、スノーボードのグランドファイナルが行われてコンテストは、全てのスケジュールを終了。そして全日のサーフィンのポイントと合わせて集計が行われ、表彰式。

栄えあるザ・スノーサーファーズ2の優勝者は、高橋信吾選手が輝いた。

ザ・スノーサーファーズ2は、天候、コンディションにも恵まれ最高なイベントとなった。


この楽しく、激しいイベント「ザ・スノーサーファーズ」を実現するにあたり、尽力したのがサーフ、スノー、スケート、音楽の全てに通じた遊びの達人、真木蔵人氏。このスパルタなイベントを企画実現した、真木蔵人氏に拍手をおくりたい。リスペクト。今大会でも、MC兼選手としても大車輪の活躍をみせてくれたミスター「スパルタン」そして、ミスター「ザ・スノーサーファーズ」である。

そして、この素晴らしいイベントを支えているスタッフ、関係者の努力に感謝したいと思います。初日の朝7時に三軒屋海岸に立っていた、ジャッジテント、スポンサーブースが、翌日の9時には、DJ、MC機材とともに、標高1500メートルの川場スキー場に、移動していることの大変さには、頭がさがる思いです。

真木蔵人氏は、今度はどんな「スパルタ」なイベントを企画してくれるのか楽しみでありません。次は、サーフ、スノー、スケートの3S総合の、S1なんていかがでしょうか???今回のイベントに参加した選手、関係者の皆様お疲れさまでした。
そして、お体ご自愛ください。

以上

現場レポート

池田潤

■THE SNOWSURFERS2/結果
【総合】優勝:高橋信吾、2位:林正久、3位:伊藤勝則、
    4位:大信雄一、5位:世良 嘉文、6位:真木 ノア
【SURF】優勝:ガチャピン、2位:伊藤勝則、3位:高橋信吾、4位:世良嘉文
【SNOW】優勝:林 正久、2位:戸田友康、3位:大信雄一、4位:真木ノア
【BEST SURF】末崎晃太
【BEST SNOW】マサイ
【KIDS】優勝:島田碧人、2位:小西昇太郎、3位:末崎星太、
    4位:末崎晃太、5位:小西晟司
【LADYS】優勝:みわ、2位:浅野恵美子

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撮影:池田潤
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写真キャプション
1、 ザ・スノーサーファーズ総合ファイナリスト
2、サーフィン会場の三軒屋海岸
3、波はセットでオーバーヘッド
4、大会実行委員長 勝又プロ
5、五右衛門ぶろの真木蔵人
6、プロデモンストレーション開催
7、サーファー部門のサーフィンファイナリスト
8、スノーボードは群馬県・川場スキー場で
9、総合優勝、高橋信吾のバックサイドエアー
10、 総合優勝は高橋信吾