今回のインタースタイルに出展したVボディボードやBBS(ウエットスーツ)をはじめとするボディボード&サーフィン関連商材を取り扱う有限会社バズコーポレーションが、2006年春に日本のサーフマーケットにデビューさせるのは、ヨーロッパのサーフスタイルの香漂うスタイリッシュでアクティブな女の子のためのレディース・サーフブランド「ラブ&クリスティーナ」。
この「ラブ&クリスティーナ」の生い立ちは、ちょっとドラマチックでもある。スペインの国境近くに位置する北フランスのビーチリゾート「ビアリッツ」で産声をあげるはずだった「ラブ&クリスティーナ」。しかし、パリのメゾンで服飾デザインを学んでいたビアリッツ生まれのデザイナー、クリスティーナは自らのブランドを世に出す前に病気を患いこの世を去ってしまったのだ。そして、将来を有望視された彼女の遺志を日本人デザイナーが引き継ぎ、この春「ラブ&クリスティーナ」がデビューすることとなったのだ。
シンプルにまとめられた06サマーコレクションは、加工されたボディに手間を惜しまずエンブロイダリーを施したTシャツや、味出し加工のデニム、アーミーテイストのジャケット、取り外し可能なアクセサリーが付いたBATHING SUITSなど、どのアイテムも工夫をこらした仕上がりになっている。
また「ラブ&クリスティーナ」の特徴のひとつはトータルコーディネート出来るということ。服だけに捕われず、サーフボード、ウエットスーツといったハードグッズも「ラブ&クリスティーナ」からリリースされた。こちらも長年のサーフマーケットで培われた製品知識がふんだんに盛り込まれたハイクオリティなプロダクツに仕上がっていた。2006年、「ラブ&クリスティーナ」が日本のマーケットにヨーロッパ旋風を巻き起こす。 |