このシグネチャーボードショーツ・デザインのサーフボードは、昨年の夏からスタートしたティミー・パターソンのサーフボードで展開され、更にティミーモデルにはXTRという次世代サーフボードも登場した。このXTRとは、スタイロフォームをエポキシ樹脂でグラスコーティングし、軽量化と耐久性を合致させた理想のサーフボードである。またフォーム自体が水を吸いにくく、サーフボードのデッキ面に施されたサーモベンディングシステムという小さなヴェントにより剥離しにくい構造になっている。ティミーのシグネチャーボードショーツのサーフボード価格は110,000円(税抜)。XTRサーフボードは130,000円(税抜)となっている。
今回の展示会が行われたブースは、常にバイヤーで満杯状態。担当者との会話もままならない状況だった。来場し熱心に商品をチェックしていた都内のプロショップのオーナーに話を聞くと、「いつのまにか無くなってしまうのがビラボンの商品。だから、いつも予想よりも少し多めに付けているんです。ビラボンは、やはりボードショーツが良いですね。他社よりもコストパフォーマンスがよく、価格が押さえられ商品のクオリティが高い」と語った。また、昨年の春から日本での販売を本格的にスタートさせた「Kustomサーフ・シューズ」も好調だ。
今年は昨年までの日本最大級のサーフイベントであるASP-WQS6イベント「田原プロ」に加え、日本のサーフファンとサーファーのために4スターイベント2戦と若手育成のためプロジュニアもカスタムの冠で4戦開催するビラボン。常にサーファーの視線で物事を考えられるからこそ、いつの時代でもサーファーの夢とハートをしっかりと掴み、世界60カ国以上のサーファーに愛されているのだ。「オンリー・ア・サーファー・ノーズ・ザ・フィーリング」(サーファーだけが知っている感覚を)という基本概念の元、単なるサーフアパレルではなくビラボンはサーファーのバイブレイションを感じて、サーファーのための製品開発を進める。