6月にオフィス兼ショールームを平塚にオープンし、日本での活動を本格的に開始した「FIREWIRE（ファイヤーワイヤー）サーフボード」が今回のインタースタイルに出展した。今回の目玉とも言うべき、ファイヤーワイヤーのブースには、全モデルがラインナップし、この最先端のサーフボードを一目見ようとバイヤーが途絶えることは無かった。写真はFirewire Japan代表を務める進藤晃プロ。彼自身が熱心にアドバイスやレクチャーを行っていた。

今話題の次世代高性能ボードは、高密度のEPSフォーム、パラボリック・バルサ・レールとよばれる両サイドに入ったストリンガーの役割を果たす特殊複合バルサウッド、ハイテックなエポキシ樹脂などの最先端の複合構造により、耐久性に優れた素材でありながら、従来のサーフボードでは不可能だったフレックス性を実現。それにより、弓矢から放たれた矢のようなスピード性を生み出し、超高速ターンと素早い板の切り替えしを可能にした。あのタジ・バロウが今シーズン絶好調で、ワールドタイトル争いをしているのも、もしかするとこのサーフボードのおかげかもしれない。このような説明をすると、コンペ向きと思われがちだが、ファンボード的なものや、ロングボードもあるので様々なニーズに応える注目のサーフボードと言えそうだ。


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