オーストラリアに本拠地を構えるインターナショナル・サーフカンパニーのリーダーであるビラボン。その100%子会社であるGSMジャパン株式会社は、ビラボン2007年スプリング・コレクションをEBIS303ホールで開催した。
今回発表されたSSメインアイテムのTシャツは、従来通りのレギュラーTとスリムフィットのBONG-Tの2タイプ展開。サイズだけでなく素材も使い分けて、レギュラーTにはMADE IN USAのタイプを継続。プリント柄の傾向としては、ビラボンUSAものは特に複雑化していて、スカルやタトゥーモチーフが相変わらず多く、オーストラリアはミリタリーやデスティネーションをモチーフにしているものが目立った。
また、ポロシャツは、無地、無地+プリントやライン、ボーダー、チェック柄など豊富に取り揃え、素材的にも鹿の子、天竺、スラブなどのバリエーションを見せた。また、ロゴやモチーフより素材感や古着風なティストを重視したオールドスクールは、レトロタイプのパイルやボーダーなどが充実。品番数が今までの倍以上になっていた。
そして、ビラボン自慢の充実のボードショーツは、あのストリート・ヒーローから今やロック・シーン最強のバンドとして君臨するレッド・ホット・チリ・ペッパーズのボードショーツがクールに登場。これはかなり人気が出そうだ。空前の大ヒットとなったアンディのライジングサンに続く最新モデルはサムライとネーミングされ更にパワーアップ、バーバーリー風チェック柄のパーコモデル、モノグラム風プリントのタジ、そのほかにもドリアン、オッキーなどの人気サーファーのシグネチャーモデルが爆発していた。
また、ガールズに関しては、
シンプル&モダンにこだわったシティー感覚の表現が今季らしい『MIX MASTER』、
開放的な雰囲気に包まれたカジュアルテイストの
『HELLO SUNSHINE』
リアルなナチュラルさを追求したリラックス・ミリタリー・スタイルの『TAINTED LOVE』という3本の柱から構成されており、様々な方向に広がるトレンドを3テーマで提案していた。
サーフボードは、ティミー、ダーシー、ディランの各シェイパーが4フィンのクワッドモデルをラインナップ。 またティミー・パターソンにはXTRモデルも多数ラインナップ、AVISOや5’7”のレトロツインも目を引いた。新しいラインとしては、ビッグウェイバーとしても知られるディランのシェイプにガンタイプが登場し、全体としてラインナップが充実して来た感じが有る。
ビラボンは単なるサーフアパレルではなく「オンリー・ア・サーファー・ノーズ・ザ・フィーリング」(サーファーだけが知っている感覚を)という基本概念の元、サーファーのバイブレイションを感じて、サーファーのための製品開発を進める。
【問い合わせ】GSMジャパン株式会社
TOKYO:0466-55-6505 OSAKA:06-4963-6170■■■■■■■■
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