更新日 2005年10月26日 (水) 11:26
 



■ビラボン2006年春コレクション



オーストラリアに本拠地を構えるインターナショナル・サーフカンパニーのリーダー的存在であるビラボン。その100%子会社であるGSMジャパン株式会社は、ビラボン2006年スプリング展示会を大阪と東京で開催した。

今回、ビラボンのスプリングコレクションを披露する東京会場となったのは、床面積約1000平方メートルの都内でも有数の広さを誇るEBIS303ホール。顧客との商談スペースにはスターバックスコーヒーまで出現。会場にコーヒーの香りが漂い、終始リラックスした雰囲気でディーラー各社はスプリングコレクションを堪能した。

今回発表された来春のコレクションの流れの中で、ナンバリングなどを使ったレトロなスポーティ・テイストが一押し。2004年秋冬物からプッシュしているウォームアップ系の商品にもその色が反映され、アンディのシグネチャーボードショーツで注目されたアーガイル・チェックもビラボン色の一つとして様々なアイテムに施され際立っていた。

また、80年代のスタイルを復活させたラインも好評で、ひと味違うビンテージ加工を施した「オールドスクール」ラインも人気を集めていた。勿論、ビラボン自慢の充実のボードショーツはアンディ、パーコ、タジ、ドリアン、ドノヴァンなどの人気サーファーのシグネチャーは一際目立っていたのは言うまでもない。

また今春、日本のサーフマーケットに登場し話題となった「ビラボンサーフボード」。スタートから参加するスチュアート・ダーシーとディラン・ロングボトム、夏からスタートしたティミー・パターソンに加えて、オーストラリアのチリがビラボンサーフボードのシェイパー陣に加わった。チリのサーフボードは今シーズンの半ば頃からビラボンサーフボードに乗っている3X世界チャンピオンのアンディ・アイアンズが愛用している事でも知られ、オーストラリアで人気のシェイパーの一人である。
▲巨大ボードショーツが出現
▲今夏来日プロのボードも展示
▲アンディの乗るビラボンサーフボード
■フォトギャラリー(写真をクリックすると拡大写真が見られます)
         
           
           
           
                 
今回、ビラボンサーフボードはスタート時の4モデルから適応レンジを広げ、トップレベルのサーファーから初心者対応の幅広いモデルを取り揃えている。上級者をターゲットにしたプロモデルはチリシェイプとティミーシェイプの2タイプ。日本の波を考慮したジャパンモデルはチリ、ティミー、ダーシー、ディランの各シェイパーがワイドなアウトラインでパワーの無い波でのパフォーマンス性に重点を置いた4タイプをラインナップ。日本のヒザコシ波を意識して作られた小波用フィッシュモデルはチリ、ダーシー、ディランの3タイプ。その他にティミーのラウンドノーズフィッシュ、ダイヤモンドテールの2タイプもある。ダーシーとディランのエントリーモデルはそれぞれ波をキャッチし易くデザインされている。

昨年のスタート時とは比べものにならないほどのラインナップ。しかし提供するモデルが増えても、世界で認められた高品質なサーフボードを、よりリーズナブルな価格に設定する事によって、本当のサーフィンの楽しさを全てのサーファーに提供するという基本コンセプトは不変である。その他に今春から日本での販売を本格的にスタートさせた「Kustomサーフ・シューズ」では、オープン・トウ・シリーズとしてサンダルが充実。レザータイプのものからシンプル・スタイルのものまでメンズで11型がラインナップしている。いつの時代でもサーファーの夢とハートをしっかりと掴み、世界60カ国以上のサーファーに支持されるグローバルブランド「ビラボン」。単なるサーフアパレルではなく「オンリー・ア・サーファー・ノーズ・ザ・フィーリング」(サーファーだけが知っている感覚を)という基本概念の元、ビラボンはサーファーのバイブレイションを感じて、サーファーのための製品開発を進める。



【問い合わせ】GSMジャパン株式会社 TOKYO:0466-55-6505 OSAKA:06-4963-6170■■■■■■■■




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