ウエットスーツの革命的進化を体感せよ。
超ウエットスーツ時代をリードする2ブランドの威力。
■サーフィンにおけるウエットスーツの重要性。
最先端のテクノロジーと最高品質を誇るマテリアルの数々を駆使し、匠の手によって完成される「ウエットスーツ」。世界一と言われる日本のウエットスーツのクオリティは、今更説明するまでもなく、その進化は留まるところを知らない。日本の近代サーフィンの文化のなかで「寒い日本の冬で、如何にサーフィンを快適に行えるか」という要望に応えるため、必然的に日本のウエットスーツは進化を繰り返して来た。そして、進化を支えるクラフトマン達の熱いハートによって、その高品質は保たれている。
サーフィンとは切っても切れない関係にあるウエットスーツ。サーフィンをする時に着る道具であるがゆえ、サーフィンの動きを大きく左右する重要なアイテムである。特に水温と気温が低下する冬の時期は、保温性と柔軟性、フィット感がウエットスーツには求められ、ウエットスーツの善し悪しで、サーフィン出来る時間やアクション・レンジに大きな違いが生まれて来るのだ。
■最新素材とテクノロジーによるオリジナルスーツをオーダーする。
毎年モデルチェンジを繰り返し、進化を続けるウエットスーツは、ハイテク素材の開発とともに大きな変化を遂げている。今回サーフメディアでピックアップした日本のウエットスーツ界をリードする2つのブランドは、撥水加工を高め、軽量化と保温性の両方を実現した素材や、インナーに反射熱を生むチタンシートと抗菌効果のある銀シートを使用し、魔法瓶効果で究極の保温性を実現したもの、軽さ・伸び・強度がバランスよく調合された超軽質量素材など、業界をリードする最強の素材を登場させている。また、多様化するサーファーのニーズに対応するため、どんな環境下にも対応出来るハイエンドモデルから、リーズナブルでコストパフォーマンスに優れた商品まで、多くのモデルがラインナップしている。
日本のウエットスーツのもうひとつ特徴が、オーダーメイド・システムが確立されていることだ。海外では店頭に展示されたものの中から試着して自分のサイズにあったものを選ぶ。一方、日本のサーファーは、店舗で採寸して、素材、カラーなど全てを選択し、自分の体にフィットしたオリジナルの一着を作ることができる。このオーダ−システムの利点は大きく、自分が普段サーフィンする環境や、そのウエットスーツに求めるもの、保温性や柔軟性、もちろん予算などを考えて、全てにおいて自分が必要とする部分をピックアップ出来るというものなのだ。今回は,多くの機能を併せ持ちサーフィンをするために開発されたエクイップメントとしての最新鋭の2つのウエットスーツ・ブランドを紹介する。進化したウエットスーツの魅力をじっくりと吟味して,今シーズンは必ずこれらのウエットスーツをゲットして海に行こう。