「僕は、その波で、それほど多くのことはしなかったよ」とスレーターが言った。「最初にワンターン入れて、そうしたら、いきなり前にセクションが現れて、クレージーだった。それは今日の波のなかでは特に滑らかだったね。凄くスピードが出て、出来る限り長くボトムターンをした。そしてカーヴィングが決まったね。あれは、パーコとファイナルを戦った年のターンを思い出したよ」スレーターは、2度目のリップカールプロ・トロフィーを手に入れるために、2006年のリップカールプロ・ベルズビーチのファイナルで、2004年の勝利者ジョエル・パーキンソン(AUS)を破った。 パーキンソンも、ローカル・サーファーのニック・マスクロフト(AUSとベン・ダン(AUS)を下し、ラウンドへ勝ち進んだサーファーの一人。彼のベストウェイブの9.33は、スレーターに次ぐハイスコアであった。 「僕がテイクオフしたとき、それが良い波になるということを分かっていた」とパーキンソンが言った。 「とはいえ、時にはそんな波を手に入れても、最後まで乗って、それがどうだったか不安に思うこともある。 僕がそれをフィニッシュしたとき、5.0、あるいは、8.0ぐらいかなって思ったからスコアを聞いてハッピーだったよ」。 パーキンソンは、2002年と2004年世界第2位にランクされ、それ以来ずっとワールドツアーのオーストラリアの最有力選手の1人と考えられてきた。 ASPワールド・チャンピオンに君臨しているミック・ファニング(AUS)による昨年のタイトル獲得は、パーキンソンの中の心の炎に再び火を付けた。「ミックは、ツアーにアンディ(アイアンズ)やケリーがいたって、何だって出来るんだって事を我々に示してくれた」とパーキンソンが言った。「彼は、我々みんなのためにドアを開けてくれたのさ」とコメント。 そのファニングは、エイドリアン・バカン(AUS)とワイルドカードのスチュアート・ケネディ(AUS)とのヒートで、これまでの15イベントで初めてラウンド2を強いられた。しかしファニングは、ラウンド2において再びケネディと対戦し、ラウンド3へ生き残った。「大失敗さ」とファニングが言った。「僕の今朝のヒートは、かなりタフだった。他の選手が3.0や4.0を出していて、僕も1ポイントや2ポイント台を出していたのにエイドリアンは6ポイントを出していたからね。ヒートをスルー出来て、もう一日戦うことができて良かったよ」。 現在の世界3位のビード・ダービッジ(AUS)も、サドンデスを切り抜けたトップシードのサーファーだった。ダービッジは、得点した9.33、そして、8.00初期にRound 2で家に帰るネーザン・ヘッジ(AUS)を元ASPワールド・ツアー・サーファーとイベント・ワイルドカードに送る。「僕の今朝のヒートは少しタフだった。でもダン・ロスが9.00や8.00を手に入れるのを見て、僕も同じようなスコアを手に入れたかった」とダービッジ。「今朝より、ラウンド2はイージーにサーフ出来た。少しは良い感じでサーフィン出来て楽しんだよ 」とコメント。 また、ここベルズでの優勝経験者であるタジ・バロウ(AUS)とアンディ・アイアンズ(AUS)はラウンド3へ前進。一方で、昨年世界9位のディーン・モリソンはラウンド2の不運な犠牲者となり、元ワールド・ツアー・サーファーでイベント・ワイルドカードのトロイ・ブルックス(AUS)に破れイベントから姿を消した。ネクストコールは明朝7時30分。
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