【現地2008年9月8日月曜日、サンクレメンテ、カリフォルニア】ASPワールドツアー第7戦「ブーストモバイル・プロ・プレゼンテッド・バイ・ハーレー 」がカリフォルニアのローワー・トラッソルズでスタート。ラウンド1とラウンド2の最初の2ヒートがコンシスタントな3-5フィートのコンディションで行われた。
今日のエクセレントなコンディションにおいて2度のヒートを持ったのは、ASPワールドツアー第3位のビード・ダービッジ(AUS)と第4位のタジ・バロウ(AUS)。彼等はそのラウンド2で負けるわけには行かなかった。二人は,前ASPワールドツアー・コンペティターのシェーン・ベシェン(USA)とロブ・マチャド(USA)というワイルドカード選手を打ち砕いているラウンド2を生き残った。
「トラッソルズが始まる時は,波が最高に楽しいから興奮するよ。パーフェクトな壁の波で何をやったら良いか分からないほどで、いつも僕はへまをするのさ」とバロウ。「でも,ちょっとヒートアップし過ぎたみたい。フリーサーフィン見たいな感じでサーフィンしたかった。僕は一貫した状態で、いくつかのヒートをメイクしたいだけなんだ」。バロウは、らウンド1での怪我で出場できないサーファーの代わりに出場のサニー・ガルシア(HAW)に破れたが、本日2番目に高いヒートスコア18.50でラウンド2のベシェンを倒した。
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最高得点で勝ち上がるケリー 前ブーストモバイル・プロ・チャンピオンのビード・ダービッジ(AUS)は、ラウンド1でワイルドカードのブレット・シンプソンに破れ,ラウンド2を強いられた。ダービッジは、彼の最初のASPワールド・ツアーヴィクトリーを手に入れるために8XASPワールドチャンピオンで現在のレイティング・リーダーであるケリー・スレーター(USA)を2006年のブーストモバイル・プロのファイナルで打ち砕いた。彼は、ラウンド2でマチャドを打ち砕き、ローワー・トラッソルズでもう一度のファイナル進出のチャンスを繋いだ。「2006年の優勝は、確かにキャリア最大のハイライトで、それは僕にもの凄い自信を与えてくれたんだ」とダービッジ。「あの時に戻りたいよ。僕は本当に多くの素晴らしい記憶を持っている。そして、僕はこの波が好きなんだ。最高にリップ出来る波だからね」。
スレーターは、トラッソルズでの3度目のASPワールド・ツアー優勝を目指す。ディフェンディング・チャンピオンの彼は2005年に初めてこのイベントで優勝している。彼は、ラウンド1で2本のエクセレントなライディングを記録した。それは9.60と9.00で、合計では18.60という本日の最高ヒートスコアとなった。
「本当にそこから、それほど骨は折れなかった」とスレーター。
「良いヒートだったね。波と波調があっていた。自分のボードが凄く良い感じで,これ以上何もいらない感じさ。いつでも良いヒートでスタートするのは良いね。自分の自信もアップするし,気分も良くなる。
ヒートがスタートした時は,足の感触は良くなかったんだ。それでも辛抱強くセットの2本目3本目を待ったんだ。今日の波はダウンザラインでシェイプが少し良くなる傾向にあったからね」
今回,ダニー・ウイルス(AUS)が欠場のため、サニー・ガルシア(HAW)が出場することになった。ご存じのようにガルシアは、ASPワールド・ツアーに戻るため,ASP-WQSを現在戦っている。ガルシアは、ラウンド1でバロウとローカル・サーファーのクリス・ワード(USA)を打ち砕いて、ラウンド3進出を決めた。「それ全てが自分のためにうまくいった」とガルシアが言った。「僕はフランスの大会でサーフィンをしていて、良い結果を出せなかった。ひざも調子悪かったから、家に帰って、大会に備えてトレーニングしたかった。それでこの大会出場が決まって,早めに家に帰り,トレーニングをやって,数名のサーファーとパーフェクトなトラッソルズでサーフ出来たんだ。だから,これ以上の贅沢は言えないよ」ファーストコールは明朝7時。8時スタートを目指す。ヒートはイベント・ワイルドカードのヤデン・ニコル(AUS)と3XASPワールド・チャンピオンのアンディ・アイアンズ(HAW)をフィーチャーするラウンド2のヒート3でスタートする。
写真:ダイヤン・ネイヴ(AUS)
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