写真:勝ちあがったレオナルド・ニーヴス。「このイベントはブラジリアンにとってWCTで最も重要なんだ」
そんな中で、今日のベストトータルスコア17.17とシングルスコア9.50という素晴らしいスコアラインをマークしたツアー・ルーキーのジョーディ・スミス(ZAF)は初日のトップスコアラーだった。しかし、2つのインタフェアを犯したスミスは、インビツバの5フィートの波で見せた際立ったパフォーマンスを0.00にしてしまった。そんなスミスの代わりに勝ちあがったのは、同じルーキーでスペインのアリツ・アランブールーだった。
「それは難しいヒートだったね。僕は8.50をスコアいて良いスタートを切れた。ジョーディも本当に良い波をゲットしていたよ」とアランブールー。「それで最後の3分に、小さい波が僕の方へ来たんだ。そして、僕にはビッグなスコアが必要だったから、迷わず波にパドルした。僕はベスト・ポジションだったけど、ジョーディもパドルを開始したんだ。それで、ジャッジは彼にインタフェアをコールしたのさ」。
ASPヘッド・ジャッジのペリー・ハチェットによれば、「テイクオフの最初のポイントで、波は優れたレフトで、ゼッケン白(アランブールー)が、それを掴む良いポジションにいた。ゼッケン赤(スミス)は、ピークの間違った側にいて、スコアの可能性のないクローズアウト・セクションでライトに行こうとしていた。それでインタフェアが赤(スミス)にコールされた」さらに駄目押しでスミスは、ロマオに優先権があった波にもテイクオフし、もう一つのインタフェアを負って、2つの得点を失った。現在レイティング22位のスミスは、今年ラウンド4を勝ちあがっていない。
また、このイベントの2005年の勝利者である世界2位のタジ・バロウ(AUS)はラウンド3へ勝ちあがった。今回、9XASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)がエントリーしていないため、バロウがこのイベントの第1シードである。「僕がここまで見た感じでは、全てのローカル・サーファーは、本当に良いサーフィンをしているね。そして僕はトップシードでローカルとサーフすることになる」とバロウが言った。「それは簡単なことではないよ。でも僕はヒートをメイクすることに目を向け、優勝を目指すつもりさ」。
今回のイベントに参加している20人のブラジリアン・サーファーのうちの5人がラウンド3へ勝ちあがっている。そのうちの一人であるヒズノメ・ベッテロ(BRA)。彼は現在、来年のドリームツアーへの参加資格を獲得するためにWQSを戦っている。もし彼がハワイの最後の2戦でレイティング13位を維持することができれば、来年度はWCT入りとなる。そんな彼がブラジリアンの最高点をスコアした。「僕は、ワイルドカードとして、このイベントに参加するように誘われたときは、本当にストークしたよ」とベッテロ。「僕はプレッシャーを感じることなくサーフィンしていて、自分自身、楽しんでいる。ただ自分のベストなサーフィンを見せたいんだ。ワールドツアーでコンテストに出るのは夢だよ。僕がいつも、テレビや雑誌で見ているサーファーばかりだからね。僕は、来年ASPワールド・ツアーにいたい。でも、このハワイで良い結果を手に入れる必要があるんだ」。とコメント。また、クリス・ワード(USA)は、ビザ問題でラウンド1のヒートに間に合わなかった。ラウンド2からサーフィンをするだろう。ネクストコールは明朝7時30分。
写真:ビード・ダービッジ(AUS)は9ポイントをスコアしてR3へ
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