
写真:16才のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)。
そして、2004年のパイプライン・マスターズ・チャンピオンであるジェイミー・オブライアン(HAW)は、ラウンド1でダスティン・バルカ、ラウンド2でロイ・パワーズといった同じハワイアンを下した。フローレンス同様、オブライアンも、今年の1月に行われたトライアル・イベントを通してスポットを手に入れた招待選手ではなく、リプレイスメントのサーファーとしてエントリーしている。「僕は、トライアルを失敗したから、イベントに出れるとは思わなかった」とオブライアンが言った。「ちょっと良かったって感じ。それが分かったのが数日前で、何も心配しなかったし、自分の頭になかったね。2度目のイベント優勝で、夢が叶うよ」
現在トリプルクラウンのレイティングをリードしているダスティ・ペインもラウンド2を勝ちあがった。ペインは、ラウンド1でタヒチのマノア・ドローレットを下し、ラウンド2でブラジルのヘイター・アルヴェスを倒した。そして今、彼のトリプルクラウン・タイトル・コンペティターのビード・ダービッジ(AUS)とジョエル・パーキンソン(AUS)がシードされるラウンド3に立った。「僕は、トリプルクラウンについて考えないようにしているんだ」とペイン。「1ヒートずつ取っていくつもりだよ。最後に僕の頭の上に王冠が乗ていれば良いね」
全11戦の2008年のASPワールド・ツアーのファイナル・コンペティションである、ビラボン・パイプライン・マスターズは、2009年のツアーのスポットを手に入れる最後のチャンスである。ASPワールド・ツアーのトップ45のサーファーのうち、上位27名だけが年末にリクオリファイする。残りの18のコンペティターは、ASP-WQSでトップ15に入りスポットを手に入れたモノと、3つのASPワイルドカード・スポットの選手。
今回参加していない、ベン・ブルジョア(USA)、ネコ・パダラッツ(BRA)、トラヴィス・ロギー(ZAF)はスポットを逃した。そして、今日の敗退で来年のスポットを手に入れることができなかった選手は、ダニエル・ロス(AUS)、ロイデン・ブライソン(ZAF)、リッキー・バスネット(ZAF)、ジェイ・トンプソン(AUS)、ロドリゴ・ドーネルス(BRA)、ルーク・マンロー(AUS)、ミック・キャンベル(AUS)、ロイ・パワーズ(HAW)、レオナルド・ニーヴス(BRA)である。43位のジハード・コードル(BRA)も今日敗退したが、ASP-WQSからスポットを手に入れた。コンテストは、このコンディションをキープする予測でファーストコールは明朝7時、ラウンド2を完了させ、ラウンド3に進むことになっている。
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写真:現在トリプルクラウンのレイティングをリードしているダスティ・ペイン
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