2003年、2004年、2005年のASPワールド・チャンピオンであったアイアンズ。2006年が2位で、昨年は6位の成績まで落ち込んだ。そして彼は世界ナンバー1になる新たな決意で2008年のシーズンをスタートさせた。「過去6年間、僕は5人のトップと戦ってきて、彼らの全員に対して上手くやって来ていた。だから僕が、そのグループの中にいることを分かっている。去年の6位はオーケーな結果だけど、自分的には満足はしていないよ。」とアイアンズは言った。 ワイルドカードのジュリアン・ウィルソンは、ハワイアンのパンチョ・サリヴァンをラウンド2で倒した。乳ガン撲滅キャンペーン (彼の母親も乳ガンからの生還者である)のためにピンクの板でサーフィンしているウィルソンは、昨年もワイルドカードとして出場しラウンド3へ勝ち進んだが、そこでASPワールドチャンピオンのミック・ファニング(AUS)と戦うこととなった。「間違いなくタフなヒートになると思うよ。誰が見てもファニングは絶好調で燃えているからね」とウィルソンが言った。「でも、去年よりは良い結果を出したいと思っているよ。自分には失うものはないし、経験を積むだけ。それにスナッパーで二人だけでサーフィン出来るなんて凄い事だよ」ウイルソンは、ワイルドカードで勝ち進んでいる唯一人のサーファーとなった。 エイドリアン・バカン(AUS)は、ジハード・コードル(BRA)のASPワールドツアー・デビュー戦をダイナマイト・ヒートで粉砕した。バカンは30分ヒートの前半で、9.00ポイント台をスコアし、更にバックアップとして後半2本の8点台のスコアで勝利を決定着けた。「1ヶ月前にかなりのトレーニング積んだから、それが最初のイベントで実を結ぶのを本当に見たかった」とバカン。「自分は最初の波を掴んで、それは本当にサンドバーに沿って割れて、斜面があって良い波だった。自分が必要とした最高のスタートになったよ」バカンは、2007年の前半を怪我に苦しめられたが、ハワイのパイプラインで行われた最終戦で5位入賞を果たした。「2007年の最後の3カ月は、たぶん僕がツアーで過した中で最も良い3カ月だった」とバカンが言った。「その後半のパフォーマンスと、先月の1ヶ月に渡るハードトレーニングは、多くの自信を僕に与えた。自分のカラダはベストで、足首の怪我は回復したと感じている。本当に一生懸命トレーニングしていたから、本当に強く感じられる」 注目のデーン・レノルズ(USA)とジョディ・スミス(ZAF)のふたりは、ルーキーとして、唯一勝ち上がったサーファーだ。レノルズはロイデン・ブライソン(ZAF)を。そして、スミスはダニエル・ウィルス(AUS)を下した。「僕は確かにエキサイトしたね。自分の最初のイベントで2度目のヒートだからね」とスミス。「最初のヒートでは少し不運だったけど、今回はそんな事はなかったよ。今日は自分のヒーローたちと楽しんでサーフィンが出来た」とスミスが言った。 スミスは次のヒートで2006年のASPルーキーオブザイヤー、ボビー・マルチネスと対戦する。ネクストコールは明朝7:00。
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