
写真:35分のファイナル最大の波を掴んだホブグッド。
オーストラリアのトム・ウィッタカー(29)も、オニール・ワールド・カップで素晴らしいサーフィンを見せ、第2位でフィニッシュした。「それは美しくクリーンで、本当に、本当にグッドなサイズだった。ほとんどサンセットで優勝したのと同じくらい夢のようだ」とウィッタカーが言った。「それほど大きくないし怖くない。一日中、すばらしかったね。サンセットで僕がこれまでに見たベストな波だったよ。トーナメントの最終日を、こんな良いコンディションで行えたことは、本当にクールだった」。
サンセット・ビーチ・ローカルのマーカス・ヒックマン(29)は、第3位で終えた。彼はプアなウェイブ・セレクションの犠牲になった。それでも、これはヒックマンにとってトリプルクラウンにおけるベスト・パフォーマンスだった。また、南アフリカのジョーディ・スミス(20)は第4位。彼はリズムが合わないまま終わった。彼はサーフボードを折り、ファイナルでは右足を負傷してしまったのだ。スミスは、サンセットでクオーターファイナル以下で負けたことがなく、オニール・ワールド・カップでファイナル進出したのは今回が2回目である。
スミスは今日、ラウンド32においてチューブライドで10ポイント・ライドを決め、イベント最高ヒート・スコアとなる18.50をマークした。
トップ・ブラジリアン・フィニッシャーは、レアンドロ・バストスとロドリゴ・ドーネルス。二人ともラウンド32で4位で敗退し、25位タイとなった。ヨーロッパ勢は、第17位のエリック・リビエール(フランス)がトップ。
そして、ダスティ・ペイン(HAW)が、トリプルクラウンのタイトルレースをリードする。その後にC.J.ホブグッド(USA)が2位で続き、ジョエル・パーキンソン(AUS)が3位で追いかける。また、トリプルクラウン・シリーズのトップルーキーに贈られるノーズガード新人王は、オーストラリアのヤデン・ニコル(23)が受賞。彼はサンセット・ビーチで9位でフィニッシュしたが、2009年のワールド・ツアーに必要な資格を得ることができなかった。
オニール・ワールド・カップは、2008年のWQSの最終のイベントで、以下のWQSサーファーは全員クオリファイが決定した。
ナザニエル・カラン(USA)、
クリス・デーヴィッドソン(AUS)、
ミシェル・ボウレズ(PYF)、
ゲイブ・クリング(USA)、
ジハード・コードル(BRA)、
ジョシュ・カー(AUS)、
ニック・マスクロフト(AUS)、
デビッド・ウィアー(ZAF)、
ケコア・バカルソ(HAW)、
ティム・ボール(FRA)、
グレッグ・エムズリー(ZAF)、
ダスティン・バルカ(HAW)、
ティアゴ・ピレス(BRA)、
フィリップ・マクドナルド(AUS)、
ドルー・コートニー(AUS)。
またビラボン・パイプライン・マスターズでのティアゴ・ピレスのパフォーマンスによっては、マーロン・リプケ(DEU)が、2009年のワールド・ツアーにクオリファイするかもしれない。
Vansトリプルクラウン第3戦で、ASPワールドツアー最終戦のビラボン・パイプライン・マスターズは、12月8日月曜日にそのウェイティングピリオドが開始。そして女子のVansトリプルクラウンもビラボン・プロがマウイで12月8日にスタートする。
ビラボン・パイプライン・マスターズは今年も日本語によるライブ中継が行われる予定なので是非チェックしてみよう。
http://www.billabongpro.com/
FINAL:
1st-CJホブグッド(USA)15.00(8.5,6.5)15,000ドル
2nd-トム・ウィッタカー(Aus)12.67(7.67,5.00)7,500ドル
3rd-マーカス・ヒックマン(HI)8.33(6.33,2.00)4,500ドル
4th-ジョーディ・スミス(Zaf)2.86(1.73,1.13)4,400ドル
写真:2位となったトム・ウィッタカー(Aus)
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