更新日: 2008年1月5日 (土) 0:39
■ビラボンASPワールドジュニア・
チャンピオンシップ■
■2008年1月3日-10日■ノースナラビーン、オーストラリア■photo:ASP COVERED IMAGES■#1■#2■

■プロジュニア世界ナンバーワン決定戦がオーストラリアでスタート。
 
■ジュリアン・ウィルソン(AUS)
 
■ラウンド1をトップスコアで勝ち上がったパブロ・ポーライノ(BRA) ■エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)
【2008年1月4日金曜日、シドニー、オーストラリア】新年あけましておめでとうございます。本年もサーフメディアをよろしくお願いいたします。世界8地域の厳しいプロジュニアサーキットを戦った21才以下のトップ48のジュニアメンと、トップ18のジュニアウイメンに4名のワイルドカードが加わり、プロジュニア世界ナンバーワン決定戦「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」が真夏のオーストラリアでスタートした。

毎年開催されている、この「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」の過去の優勝者にはアンディ・アイアンズやジョエル・パーキンソンといった現在のサーフィン界のトップ選手が名を連ねており、このイベントが、どれだけハイレベルなものなのかが理解出来る。
 
■深川達哉
 
    ■クレイ・マルゾ (HAW)

昨日、メンズのラウンド1が終了し、ラウンド3へ直接勝ち上がるものと、ラウンド2として敗者復活戦を戦うものとの道が分かれた。そして、サドンデスであるルーザースのラウンド2は3ー4フィートのオンショア・コンディションでスタート。選手たちは激しいカレントにハードなパドルを強いられた。

ラウンド1をトップスコアで勝ち上がったのは、元ワールドジュニアチャンプのパブロ・ポーライノ(BRA)。バンピーなコンディションの中、安全な波を選択する選手が多い中、ニュースクールマニューバーを見せ、ボーダーラインをプッシュし、9.70というハイスコアをマークしてラウンド3へ勝ち進んだ。「このヒートに勝てて本当に嬉しいよ。ここに戻ってくるのが夢だったし、今年2度目のジュニアタイトルを取りたいと思っている。1年間、ずっとハードにトレーニングをして、多くのWQSイベントに参加する事によって、自信を持てるようになったんだ。ニュースクール・スタイルのサーフィンを楽しんでいるよ。後のラウンドではエアリアルのマニューバーも入れて行くつもりさ」とコメント。

また、強豪オーストラリアチームは、7人のうちの5人がトップでラウンドアップ。中でも、現在ASPオーストララシア・ランキング2位のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ヒートスコア16.17をマークした。「ヒートに勝ち上がるためのことをしなければならない。ビーチにいる誰にでも、どれだけサーフィンが上手いかを明らかにしなくてはならないんだ。全てのオージーは、かなり勝利に飢えているよ。他の国の選手が、この二年間で優勝しているから、今年は奪回にみんな燃えているんだ」。

そして、昨日のラウンド1で破れ、奇しくもラウンド2を強いられた元世界ジュニアチャンピオンで、ASP世界ランキング28位のエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)は、熟知したワールドツアー・フォーマットの知識をフルに活用して、大会2日目のヒート最高点となる14.00をマークし、ラウンド3へ勝ち進んだ。デ・スザは4年連続でこのコンテストに出場している。 「最高の選手たちと会うのは良いよね。ファーストラウンドではやられたけど。ここには世界最高峰のジュニア選手が集まる。僕と同世代さ。再び、ここで優勝して、ジョエル・パーキンソン(このイベントの唯一人の2度の勝利者)と同じタイトルの数を得ることが夢なんだ。」とコメント。

また今回日本から、世界の檜舞台にチャレンジする代表選手は、大澤伸幸、高橋健人、松岡慧斗、萩原周、深川達哉。ウィメンズでは大村奈央と水野亜彩子。メンズでラウンド1を勝ち上がったのは大澤のみ。ラウンド2を強いられた4名のうち、萩原周、深川達哉の2名がラウンド3へ勝ち上がった。ウイメンズでは、水野はラウンド2へ、大村の試合はまだ行われていない。日の丸がノースシドニーに掲げられる事を期待し、日本の選手達にエールを送ろう。頑張れ日本!!



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