更新日: 2009年4月8日 (水) 1:12
■ASP MEN'S WORLD TOUR■
第2戦リップカールプロ
ベルズビーチ・pres. by Snickers
■2009年4月7-18日■ベルズビーチ、オーストラリア■バックナンバー■#1

■ASP新フォーマットでベルズがスタート。デーン・レイノルズが早くも敗退。


写真:ジョディ・スミス(ZAF)ASP/ CI/SCHOLTZ via GETTY IMAGES

【ベルズ・ビーチ、ビクトリア(2009年4月7日火曜日)】ASPワールドツアーの第2戦である「リップカールプロ・ベルズビーチ・プレゼンテッドバイ・スニッカーズ」が3-4フィートのベルズ・ボウルでスタート。このイベントより新しいフォーマットが実施された。新しいフォーマットは、オープニング・ラウンドよりマンオンマンで行われ、ファーストラウンドで負けた選手は、ルーザースは行われずにそこで終わりとなる。ラウンド1は、トップ16を除く、32名のサーファーで戦われ、トップ16は自動的にラウンンド2にシードされて、ラウンド1を勝ち上がった選手を迎え撃つ事となる。

そんな中で、ジョディ・スミス(ZAF)はイベント・ワイルドカードのマット・ウィルキンソン(AUS)をハイパフォーマンスで粉砕した。「マット(ウィルキンソン)は僕の親友で、昔のジュニア時代のヒートのような感じがした」とスミスが言った。「この場所は僕にとって最初の海外でのコンテスト会場で、彼と戦ったんだ。潮が少し干いていて、インサイドで素晴しい壁になる波でラッキーだったよ」ベルズ・ボウルでのスミスのマスターされたテクニックは、猛烈かつ優美でなめらかなフォアハンドのマニューバーで2つのハイスコアをゲットし、今日のベストヒートスコア18.70をマークした。「僕の普通のショートボードは6'2。ベルズは少し水の量が多くてフェイスが長いから6'3を持ってきた。今朝、満潮時にサーフしたんだけど、かなり苦戦した。だから今日の午後の干潮の時にサーフ出来て嬉しかったよ」。スミスはラウンド 2でダミアン・ホブグッド(USA)と対戦する。

19歳のワイルドカード、オーエン・ライト(AUS)は、ラウンド1でアメリカのデーン・レイノルズ(23)を破る番狂わせを起こした。「僕は、本当にラッキーだった」とライトが言った。「僕は、直ぐに良い波を手に入れて、プレッシャーを彼にかける必要があると思いながらパドルアウトしたんだ。僕は、その波を手に入れて、ずっと良い波でサーフィンして、なんとかバックアップも手に入れることができたんだ」。ライトのねばり強さとソリッドな作戦は、レイノルズから勝利を奪った。そして、彼がここで勝ち続けるためには同じ戦術を使い続ける必要がある。「アベレージな波でも彼は6.8をスコアした。彼は明らかに強力な選手だから、このヒートを勝ち上がれてストークしたよ。多くのヒートを見て、よりビッグなスコアを早くゲットする選手が、勝ち上がると思った。だから最初の波を手に入れることに集中して、勝てたんだと思う」。ライトは、キング・ケリーとラウンド2で対戦する。

ASPドリームツアー3年目のフルシーズンとなるダイヤン・ネヴ(AUS)は、2009年のルーキーであるマーロン・リプケ(DEU)とのハードなヒートを生き残った。そして、フル稼働する新しいイベント・フォーマットについて、ネヴは声を発した。「僕は、そのヒートを勝ち上がれて嬉しいよ」とネヴが言った。「僕は、この数週間、神経質になっていた。新しいシステムは好きではでない。サーフィンというスポーツのために、僕はケリー(スレーター)、ミック(ファニング)、ジョエル(パーキンソン)のような、すべてのトップシード選手を倒すためのエキストラ・ラウンドを持っているほうが良いと思う。可能な限りトップシードを見たい全てのギャラリーを手に入れるというのも、サーフィンというスポーツに良い事だと思うんだ。彼らがそれを変えることを望むよ」。

リップカール・プロ・ラウンド2:
ヒート1: C.J.ホブグッド(USA)対 ミック・キャンベル(AUS)
Heat 2: クリス・ワード(USA)対 テイラー・ノックス(USA)
Heat 3: カイ・オットン(AUS)対 ダイヤン・ネヴ(AUS)
Heat 4: ジョエル・パーキンソン(AUS)対 マイケル・ボウレス(PYF)
Heat 5: ミック・ファニング(AUS)対 ティアゴ・ピレス(PRT)
Heat 6: ボビー・マルチネス(USA)対 ティム・ボール(FRA)
Heat 7: ダミアン・ホブグッド(USA)対 ジョディ・スミス(ZAF)
Heat 8: ケリー・スレーター(USA)対 オーエン・ライト(AUS)
Heat 9: ビード・ダービッジ(AUS)対 アダム・ロバートソン(AUS)
Heat 10: トム・ホイッティカー(AUS)対 ジハード・コードル(BRA)
Heat 11: エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対 ドルー・コートニー(AUS)
Heat 12: ジェレミー・フローレス(FRA)対 ケコア・バカルソ(HAW)
Heat 13: タジ・バロウ(AUS)対 ジェイ・トンプソン(AUS)
Heat 14: ティム・レイズ(USA)対 キーレン・ピロー(AUS)
Heat 15: エイドリアン・バカン(AUS)対ディーン・モリソン(AUS)
Heat 16:フレデリック・パターチア(HAW)対デイビッド・ウィーアー(ZAF)

 


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