舞台は湘南、音楽はDef Tech、そして、初めて目にするサーフィンの魅力――いつもとは違う夏の訪れを予感させる、最高の映画がやってくる! 日本プロサーフィン連盟(JPSA)初の全面バックアップのもと、ついに実現した日本で初めての本格的サーフィン映画『キャッチ ア ウェーブ』。日本屈指のサーフポイントはもちろん、サーファーの聖地、ハワイ・ノースショアにもロケを敢行、オン・ザ・ボードのカメラワークや、水中撮影を駆使した臨場感のある映像が、サーフィンの醍醐味を余すところなく描き出し、今年の夏をアツくする!
主題歌を手がけるのは、デビューアルバムがいきなりミリオンセラーとなり、昨年度アルバム売り上げナンバーワンを記録したカリスマ的人気ユニット、Def Tech。映画との初コラボとなるこの作品で、ロケにも同行して楽曲1曲を書き下ろし、メンバーの一人、Micro(マイクロ)はサーファーグループの一員として本編への出演も果たし、サーフィンシーンでは完璧なライディングを披露。音楽は、これまた昨夏大ブレイクしたインストアコースティックギターユニット、DEPAPEPEが担当。まさに、これ以上は望めないという夢のような音楽展開が現実のものとなった。
大洋・小林・田口の3人組は、ごくフツーの高校1年生。高校生活はじめての夏休みを、湘南にある別荘で、ちょっとリッチに過ごすつもりだった。ところが、海岸で鍵をなくし、代わりに、ヘンなおっさんを拾ってしまったことから、彼らの夏休みは思いもよらぬ方向へと転がり始める――。
そう、彼らは出会ってしまったのだ、“一生を変えるひと夏”に。サーフィンとの出会いが、そして、初めての恋が、いつもと同じになるはずだった夏を、特別なものへと変えていく。
サーフィンと出会わなければ、君と知り合わなければ、これほど何かに夢中になることも、これほどの感動を味わうことも、そして、これほど大きな世界を知ることもなかったにちがいない――。人生の最初の一歩を踏み出すような、初めて世界と触れ合うような、そんな一生モノの夏は、きっと誰にでも訪れる。
主演の佐々木大洋役に抜擢されたのは、NHK朝の連続テレビ小説「ファイト」(05)で人気を博した三浦春馬。小林役に「ウォーターボーイズ2」の木村了、田口役に「3年B組金八先生」の濱田岳。いずれもサーフィン初心者だった3人は、サーフィンの猛特訓に明け暮れ、劇中の3人と同時進行でその腕を上げていった。クライマックスシーンでは吹き替えの必要がないほどの上達ぶりを披露。この撮影ですっかりサーフィンの魅力に取りつかれた3人は、撮影終了後もサーフィンを続けているという。
そして、大洋が出会ってしまったもうひとつの運命、湘南のエンジェル、ジュリア役を演じるのは加藤ローサ。三人にサーフィンの手ほどきをするヘンなおっさん(実は伝説のサーファー)“デューク”役には、完璧なはまり役の竹中直人。原作執筆時から、竹中を想定して描かれたという役柄だけに、この個性派名優の存在感は抜群だ。さらに、坂口憲二ら、脇を固める俳優陣も、実力派の豪華な顔ぶれがそろった。
現役高校生・豊田和真が高1の夏に書きあげた同名小説を原作に、自ら脚本を手がけ、TV版「ウォーターボーイズ」の嵩橋伸之が監督を務めた『キャッチ ア ウェーブ』。16歳にしか描けない、16歳の夏――描かれた主人公たち同様、豊田にとっても、それは一生を変えるひと夏との出会いとなった。
作品名:キャッチ ア ウェーブ
公開:4月29日 ワーナー・ブラザース映画配給
公開劇場:シネマGAGA!、テアトル新宿、池袋シネマサンシャイン、梅田ブルク他全国ロードショー
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