千葉県南房総に位置する鴨川市マルキポイントにおいて、9月10日第11回OM杯が無事終了致しました。サーフィンのスペシャル、オープン、ウイメン、ボディボードウイメンと4つのクラスに分かれ総勢196名の選手が北は北海道、南は沖縄と全国各地より集結し名誉と栄冠をかけて熱い戦いが繰り広げられました。

当日は朝から快晴に見舞われ最高気温は30℃を超える真夏日の中、コンテストは腰〜腹のショアブレイクコンディションでBBディビジョンよりスタート、満潮の影響で1ポイントしか取れず厳しい状況でのスタ−トとなった。しかし潮が下げにはいるとメインの左右でも良質の波がブレイクするようになり最大3ポイントを使うなか選手たちは果敢に波を攻め立てヒ−トも順調に消化していった。

今大会ではキッズ、ジュニアクラスのエントリーが目立ち、またそのサ−フィンは既にコンペティティブでギャラリ−を大いに驚かせた。オープンクラスでは河村海沙や加藤嵐、スペシャルクラスでは和光大など注目選手が順当にファイナルまで勝ち上がった。サーフィンウィメンではワールドジュニアの日本代表の大村奈央がファイナル進出を果たすなど、90年‘S生まれの若い選手達が目まぐるしい成長と勢いを感じさせた。

ファイナルは潮回りが再びハイタイドへ、波は緩慢で技の掛け難いコンディションとなり各選手共思うようにボ−ドコントロ−ルが出来ずてこずっていたように見えた。 BBウイメン・クラスでは昨年惜しくも優勝を逃した京谷佳奈と終始1位通過でファイナルまで勝ち進んだ静岡の來間康子の注目対決。京谷佳奈がエルロロを連発しヒートをリード、來間康子も追撃するが及ばず京谷佳奈が逃げ切って優勝、昨年のリベンジを果たした。
■ガルの2連覇を封じた鈴木勝大
■スペシャル優勝の鈴木勝大
■インドネシア招待選手のガルは2位。
 

サーフィンウイメンでは、OM杯常連の川辺聡美とパワフルなサーフィンを見せる中村惠子の接戦となったが、川辺聡美がウィニングウェ−ブとなる左奥からの形の良いレフトの波をキャッチ、大技も決めて完璧にメイク。ウイメンズクラスのベストライディング賞も獲得した。オープンクラスでは予選から刻み良いリズムのサーフィンを見せ絶好調だった河村海沙が終始ヒートをリードしていた、しかし加藤嵐に対してまさかのインターフェア、無念にも優勝を逃してしまった。その一方でパワフルなバックハンド・サーフィンを見せた波崎の小野誠が河村、加藤を押さえて優勝を手にいれた。

さて注目のスペシャルクラス、ファイナルまで好調に勝ち進んだディフェンディング・チャンピオンであるインドネシア招待選手のガルと、昨年の西日本メンクラス優勝者である愛知のルーキー鈴木勝大のという両者グーフィーフッターの一騎討ち対決となった。2連覇狙いのガルに対して、落ち着いてじっくりウエイティングする鈴木勝大。ガルは次々に波を掴み華麗な演技を披露。対する鈴木勝大も負けず、中盤から後半にかけてオープンフェイスの波を見事キャッチ、エア気味のリエントリーを見せ見事ハイスコアをだし、鈴木勝大が僅か0.1ポイント差で昨年初の外国人ウイナーとなったガルの2連覇を阻止、名誉ある第11回大会の冠を手にした。

試合終了後にはスポンサー各社から寄せられた商品が当たる抽選会も行われ、大いに盛り上がりを見せた第11回のOM杯は大成功のうち幕を閉じた。今回はメインDJにFMのパーソナリティなどで人気の杉山怜子を迎え、また特別ゲストにスポーツDJやタレント業としても活躍中のマッスル力也氏や2006年OMツアーイメージキャラクターでもあるプロロングボーダー細川哲夫氏、JPSAグランドチャンピオン5回の偉業を持つ久我孝男及び岡部亜紀がジャッジとして参加、その他にも小川幸男プロ、田原啓江プロと数々のビックネームの方々も駆けつけて頂きコンテストを大いに盛り上げていただきました。 今大会にご協力を頂いきましたスポンサー各社、関係スタッフ、そして選手の皆様に厚く御礼申し上げます。



【大会結果】

SPECIAL CLASS       
1位 鈴木 勝大       
2位  ガ ル   ( I MADE WIDIARTA ) (バリ島招待選手)
3位 金田 輝士    
4位 和光 大
 
   
OPEN CLASS       
1位 小野 誠       
2位 加藤 嵐
3位 河村 海沙
4位 中沢 雅嗣
 
   
SURF WOMEN CLASS       
1位 川辺 聡美       
2位 中村 恵子
3位 平岡 香織
4位 大村 奈央
 
   
BB WOMEN CLASS       
1位 京谷 佳奈       
2位 來間 康子       
3位 汐月 麻子       
4位 鵜沢 愛加
 
   

ベストライディング
SPECIAL CLASS    鈴木 勝大  9.17
OPEN CLASS       小野 誠   8.33
SURF WOMEN CLASS 川辺 聡美  7.17
BB WOMEN CLASS   倉島 麻美  8.00

【協賛】 デイトライン(OMTOUR) ガル−ダインドネシア航空 昇陽物産(株)(GUDANG GARAM JAPAN) フォ−セブンス(GALE) リアルビーボイス (有)ハリ−ウエットスーツ(HOLLY)  ジーエスエムジャパン株式会社 (Billabong)サ−フハ−ドウェアインタ−ナショナルジャパン(株)(FCS)ガーデン (ボルコム) (株)サ−フレジェンド(波伝説) (株)YTS(ニクソン) (有)ダブサ−フィングウェットス−ツ(DOVE) セキノレーシングスポーツ 大塚製薬 (アミノバリュー・ソイジョイ) とんかつ むさしや オ−シャンライフ(株)(サ−フィンワ−ルド) 順不同
【協力】  鴨川サーフィンクラブ 【後援】 鴨川市観光協会  

■大会会長:丹野準二 (株)デイトライン 代表取締役社長 大会審判委員長:川井幹雄 鴨川サーフィンクラブ会長 運営委員長:日野信人 大会理事:小倉肇 放送.MC:杉山玲子 集計委員長:御田健司 公認ジャッジ:NSA専任ジャッジ Hジャッジ 飯野静雄、加藤誠レギュラー 越智展彦、黒井伯武、福井晋、島川義邦、伊藤裕一、山田尚子 、綿引豊、山口真由美、MADEスイトラ、飯田容雅、久我孝男、岡部亜紀■設営:小坂一夫 (K‘Sサービス)、小田内KATSUO ■音響: 倉野圭史 (K.C.Q.S) ■広報・記録:川本庸生 ゼッケン:飯塚佳子、川原恭代ラウンドUP:指方美和集計プログラマー:米原美鈴フラッグ:白石大吾、白石太郎ジャッジペーパー回収:高島祐貴会計.総務.救護:日野信人大会事務局:株式会社 デイトライン コンテストデレィクター:津田俊一(日本サーフィン連盟理事)コンテストプロデューサー:小川直行 トラックスサーフィングライフ


11TH OM CUP2006|||report|||photos|||results|||OM TOP PAGE


   


●お申し込み、 お問い合わせ

無断転載禁止:株式会社デイトライン 国土交通大臣登録旅行業1419号 JATA正会員
〒108-0014 東京都港区芝5-31-15田町我妻ビル5F 電話03-3454-3981ファックス03-3454-3982
copyright:DATELINE CO,LTD  TAMACHI AZUMA-BLD5F 5-31-15 SHIBA MINATO-KU TOKYO TEL 03-3454-3981 FAX03-3454-3982