日本のサーフィンを引き継ぐ次世代「ジュニア」に一貫した育成を行うプロジェクト「Japan Junior Project 」が再始動 (12/9)

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今、各国は 「サーフィン」というスポーツの発展のために、子供たちを育てる活動を組織的に行っています。「サーフィン」というスポーツを強くするためには、早くから育成する必要があるという理由だけでなく、次世代の才能が 新しい「サーフィン」を創るという要素もあるからです。

日本ではASP JAPANが、ジュニアとその下の世代に対し、世代別のカテゴリーを作り、試合経験を積ませる大会を行っています。しかし、サーフィン先進国のオーストラリア、アメリカ、ハワイに続き、今やブラジル、南アフリカに抜かれ、さらにはヨーロッパの各国にも追い越されてしまいました。

日本ではジュニア選手に対し、技術面、精神面含めサポートが十分できていません。各国は国を挙げてジュニアを育てているのに対し、日本は選手自身、個人で戦っています。「国対個人」では敵うわけもなく、このままでは世界との差は広がるばかり。これが日本のサーフィンの現実なのです。

日本は震災後、さらにサーフビジネスが厳しい状況となりました。このままでは、日本の「サーフィン」の灯が消えてしまいます。では、どうしたらいいのでしょうか？それは「サーフィン」がスポーツとして認められることが先ず第一です。それにはコンペティションで世界で戦える選手の輩出が責務となります。世界で活躍する選手がマスコミなどに取り上げられることが、日本の「サーフィン」の地位向上につながり、ひいては業界全体の景気回復へとつながると考えます。

そこで、今回のプロジェクトを提案します。日本のサーフィンの実力を上げること。それは、日本の財産であるジュニア選手を育成することです。まずは、強化選手を選出。コーチを擁し、年間を通し長期的なサポートをすることで、技術向上につなげ、世界で戦える選手を作ります。

しかし、現在は業界は非常に厳しい経済状況です。その為には数社でサポートという形が無理ならば、協会、メーカー、媒体など、日本のサーフィン業界全体に、このプロジェクトをご理解いただき、広く募集したいと考えております。戦える選手を育て、真の「日本チーム」を作るのです。これは日本で初めての試みとなります。業界全体、選手自身とともに、これからは人任せにすることなく、そして、その責任は自らにあることを忘れずに進んで行けば、世界の扉は開かれると確信します。

事務局： Japan Junior Project事務局 / 担当 ：山本
〒251-0037神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-16-2 1F TEL ：0466-30-2888 Fax: 0466-30-2889