更新日 2004年03月31日 (水曜日) 23:08




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【3月31日】ワンサイズダウン、でもクリーン!

波は昨日よりワンサイズ、ツーサイズダウンして、本日の皆さんの板は6'3"あたり。でも昨日ビュービューに吹いていた風が止まって、クリーンな波で、リップにチューブに、けっこう面白いコンディションだった。

本日の日本日の丸隊は、昨日快調に勝ちあがった堀口真平から。しかし、こういうコンディションになると、いい波に乗ってもなにかやらないと勝てない。昨日みたいにヘビーなコンディションだとみんな2本乗るのが精一杯ってことになっちゃうんだけど、今日ぐらいになると、みんなちゃんと波を乗りこなしてくるから実力の差がきっちり出てきてしまう。で、そうなると悲しいことに日の丸隊としては分が悪い。 本人的な敗因は各自いろいろあったと思うけど、本日負けてしまった堀口真平、田中樹は実力の差かな。1ラウンド進むごとに選手たちの実力はどんどん上がっていくから、生半可なことじゃ難しくなるよね。でもJPSAの試合じゃ小憎らしいぐらいのマイペースを誇る樹なんだけど、WQSの6スターってことでちょっとビビるのかな、なんか自分のペースでサーフィンできてなかったように見えた。

もうひとり負けた牛越は、音が聞こえるぐらいの空回りぶり。田嶋鉄兵と同じヒートだったのだが、ヒートが始まるや否やいい波をつかんで優位にヒートを進めた田嶋とは対照的に、なにをやってもうまくいかない。ポジショニングも悪ければ手を出す波も違ってた。たまにいい波に乗れば途中でレールがひっかかるし、板は折ると、とにかくいいところナシ。昨日あれだけ見せただけに、あのライディングができれば田嶋とワンツーフィニッシュは夢ではなかったと思うだけに、残念だ。実力を出し切れない負けに本人相当落ちてたな。田嶋は幸先のいいスタートに気をよくしたか、ヒート中盤セットの大きな波に乗り7点代後半のハイポイントライドも見せた。

夕方になってサイドオンの風が再びビュービュー。その中で本日最後の日本人大野仙雅が出場。ここのところWQSでいい成績が目立っているので期待がかかったが、いい波に乗れず敗退。残る日本人は田嶋鉄兵と明日のラウンドから出場の小川直久だけになってしまった。ま。こんなもんかと思えばこんなもんだし、惜しいなと思えば惜しい負けが続いた1日だった。 あ、ずっと書こうと思って忘れてたんだけどこのコンテスト、インターネットでライブで見られるんだよね。www.salomonmasters.comで、よろしく。


田中樹もここまで

▲残念な牛越峰統

▲勝ち上がった田嶋鉄兵




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