【４月１日】日本隊全滅。エイプリルフールじゃないよ。

エイプリルフールとかバレンタインデーとか、そういう女子供の騒ぎはもう数十年前に私の辞書から消えたので、ウソはなし。 ラウンドオブ128で残っていた日本人の田嶋鉄兵と小川直久はこのラウンドで次々に破れ、この6スターイベントから日本人はすべて消えた。


本日早朝のマーガレットリバーは無風の超クリーンで朝からピーカン。波質的には今日が一番良かったんじゃないだろうか。サイズは6フィートぐらいだけど、リップセクションもチューブもあって9点台後半のライディングも見られた。でさ、やっぱ、この辺のちょっと名の知れたシード選手が出てくると、実力の差がまざまざと出てしまう感じなわけ。

今日目立ってたのは小川直久と同じヒートにいた元WCT選手のマズ・クイン、田嶋鉄兵のヒートのパンチョ・サリヴァン。特に朝のヒートのパンチョはリップにチューブにとノリノリだった。午後になるとここお得意のサイドオンが吹き始め、きれいだった面もガタガタ。どうもここは午後はウインドサーフィンのほうが向いてそうな感じだな。 ま、この後のラウンドになるとWCT選手が続々出てくるので、そこでまた試合全体のレベルがグンと上がるんだろうし、どんな波でもいい波に見えちゃうんだろうけどね。 そんなことより、ＹＵ植田(もう呼び捨て!)のおかげでワタシの体調最悪。この人ね、日本から「鎌倉風邪」持ってきたわけ。パースからここに来るまでの車の中で、うつれ、うつれなんてささやきながらも、本人けっこう具合悪そうにしてたのに、周囲の人間のなん人かが翌日から具合悪くなってくると、それにつれて徐々に上機嫌になり、今朝いよいよ私が体調不良を訴えて、呼び捨てにしていいですか? とお断りを入れた上、「おい、うえだぁ〜〜!」なんちゃって。で、鎌倉風邪を完璧にいただいたことを報告すると、「それは大変失礼なことをいたしました」と頭を下げながらも、表情は実に幸せそうなわけよ。いいの? ああいうの。あたしぃ〜、湘南の人ってぇ、触っただけで妊娠するから気をつけるようにってママに言われてたのにぃ、風邪もうつるんだな。そういうわけで本日は体の節々がギクシャクの頭ボーッの、のど痛い。いいペースでゆっくりこれが出来てたんだけど、こうなると再び修行っぽくなってくるな。