更新日 2004年04月09日 (金曜日) 16:11




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【4月9日金曜日】

続けてラウンド2。
 
本日こちらではイースターホリデーの中でもグッドフライデーと言われる金曜日。みんな休み。だから、午前中天気が悪かったのにけっこうギャラリー来てたな。波は昨日と同じ波でオンショアがナシって感じだけど、潮があげて例のごとくベルズでわれず、リンコンに移ったあたりから雲も取れて晴れてきた。けど一緒にオンショアもやってきた。ラウンド2の16ヒートを消化。今日はワイルドカード勢が朝から頑張っちゃった。ハイポイントになるいい波の数が昨日より絶対的に少なかったから、それに乗ったもん勝ちっていうのがあったからワイルドカードには大きなチャンスがあった。まともに普通にやったら勝てないからさ、やっぱり。

朝一ヒートでキーラン・ピロウに勝ったベン・ダンはオーストラリアのジュニアチャンピオン。お父さんは有名なコーチのマーティン・ダン。まだ線の細いサーフィンだけど将来を期待されているグロメッツだ。キーランがいい波に乗れずにいる間に着々とポイントを重ねての勝ち。ラウンド3ではアンディ・アイアンズとの勝負になる。

3ヒート目でコリー・ロペスを破ったアダム・ロバートソンは、このイベントの元コンテストディレクター、現ASPオフィシャルウェブカメラマンのスティーブ・ロバートソンの甥っ子。アダムはラウンド3でケリーと対決。コンディションにもよるけど、番狂わせってのは起きるからな。普通に行けばアンディもケリーも磐石だけど、ワイルドカードって時にWCT選手の下のほうのヤツよりやりにくかったりするから……。

■写真左から【ティミーはハーレー。ベルズのギャラリー。本日の波、将来が楽しみなベン・ダン】

ブルースはビクター・リバスにやられた。ビクター相手じゃ難しいだろうなとは思ったけど、やっぱりポイントが伸びなかった。WCTの中に入れちゃうとやっぱりサーフィン違っちゃってるのよね。みんなこれを最初の年にくらって、WCTの中で上手くなっていくのよ。これくらわなかったのはパーコちゃんとファニングだけでしょ。あの人たちいきなり1年目から問題なくやっちゃってたもん。ま、ふたりともWQS時代にWCTでワイルドカード優勝やってるからね。あ、ブルースもパイプでやってるか。でもブルースは根本的なサーフィンの改革しないとマニューバー勝負のポイントでは難しいと思うよ。

あ、昨日ちょいと触れたティム問題。今日はギリアミ・ハーディに負けちゃったけど、なんかギリアミに点が高すぎた感じでかわいそうだった。で、そのかわいそう全開のさなかちょっと話を聞いたら、やっぱりつい最近ハーレーになったんだって。かわいそうついでに写真も撮らせてもらいました。落ちてたのにごめんね、ティミー。

昨日ベルズじゃ珍しく負けたオッキー、本日はぶっちぎり。すごくでかいフローターを見事着地して、すぐそのままボトムターンからの大リップっていうコンビネーションは見せたな。ありゃ拍手喝采モノだった。

どこで誰に聞いてもこの先波に関してはあまりいいニュースがない。運営サイドは明日、あさって、あるいは月曜日でこのイベントを終わらせるつもりのようだ。昨年に引き続き、往年のワールドチャンピオンのダミアン・ハードマンがコンテストディレクターなんだけど、昨年といい今年といい、どうも決断が難しいコンディションが続いている。





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