更新日 2004年06月02日 (水曜日) 16:57




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【6月2日】

ラウンド3のH2-16、ラウンド4のH1まで終了



昨日言い忘れたんだけど、昨日今日と試合が行われているのは海のど真ん中のクラウドブレイクっていういつものフィジーの試合のポイントじゃなくて、タバルア島の食堂の目の前のポイント、その名もレストランツというポイントで行われてるわけ。潮が引くとかなりシャローになるリーフ沿いにブレイクするグーフィーのマシンウエイブです。もちろんリップセクション、チューブセクションありの夢のような波。6フィートのグラッシーなレストランツを愛してやまないサーファーは数知れない。

昨日はダブルぐらいあったけど本日は風が収まった変わりにサイズもちょっと下がった感じ。でも時折入るセットは頭半はゆうにあったな。そして雨こそ降らなかったものの引き続き曇りで肌寒い。何とかしてくれ。で、本日一番の番狂わせっつーか、ありゃりゃな事件がケリーの敗退。誰も思ってなかったな、ケリーがフレッド・パタッチアに負けるなんて。しかも逆転に必要なのが9.6なんて大差。あ〜あって感じ。なんでそんなことになっちゃったかというと、相変わらず難しいことしすぎ。ワンリップのあとチューブにずーっと入ってて、出てくるその瞬間にコブにひっかかってワイプアウト、みたいな。出てれば9点、10点なわけ。適当にはしょって出てきたって8点は確実なんだからさ。でも出てこないから2点とか3点とかのライディング。そうこうしてるうちにフレッドが8点台を2本揃えちゃったという、しかもそのあと波が全然来ないっていう、最近のケリーにすごくありがちな典型的な負けパターンなのよ。ま、本人のコメントするように、ランキングのためのアジャスティングポイントには3試合ノーカウントの試合があるから、これは捨て試合。昨年足の怪我でこの試合を休んでいて、しかもこの試合が終わった時点でアンディがすでに年間3試合のうち2勝目をあげていて、なんてことを考えれば、まだ昨年より今年のほうがいいって考えられるのかも。

そしてアンディは誰も寄せ付けない強さ。なんてったってこのコンテストで2本目の10点満点からヒートスタートだから。10点、8.17と来られれば、さすがのチューブマスタートム・キャロルもしょうがないな。本日の最高得点をたたき出して全く問題なくラウンド4に進んだ。そのほか本日目立ったのはティム・カラン。けっこうやりたい放題だった。9.6と8.33。WCTで9点台のライディングってティムにとってはなんと4年ぶりなんだって。いよいよ本格的に復活か? テイラー・ノックスも9.5をマーク。しかし同じ9.5をマークしたミックファニングは9.87、8.00のコリー・ロペスにやられた。かわいそうっつーか相手が悪すぎたっつーか。コリーは昨年のこの試合のファイナリストだからね。続くラウンド4のオッキーはパウロ・モウラ相手に激戦。最後の10秒でつかんだ波で逆転勝ち、本日一人QFにコマを進めた(6月2日着信)


レストランツ

オッキー逆転勝ち

テイラー・ノックスも9.5をマーク。



photos:snowy,asptostee


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