更新日 2004年9月16日 (木) 11:47




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【9月15日水曜日】
選手エリアは託児所状態。


ようやく始まったブーストモバイルプロ・オブ・サーフ・プレゼンテッドバイ・クイックシルバー。朝のうちは曇りだったけど、午後からはすっかり晴れて暑いカリフォルニア。とにかく今年の9月のカリフォルニアは例年に無く暑い。もう日本の真夏状態。しかも普段なら乾燥しているからサラッと過ごしやすいし、朝夕は涼しいんだけど、なぜかむし暑くて夜も寝苦しいぐらい。長いことカリフォルニアに通っているけれど、こんなの初めてだ。

10日からのコンテストピリオドから5日間のウエイティング。その間にはサンディエゴでサーフトレードショーとかサーファー誌の人気投票表彰パーティ、サーファーポールなんてのもあったんだけど、ま、日本から駆け足でやってきたみんなはつかの間の休憩だったかな。ちなみに今年のサーファーポールはケリーがタイトル奪還。お兄さん的にはちょいと気分を良くしてるんじゃないだろうか。意外と気にするタチだから。

さて、ラウンドワンが朝8時30分にスタート。

注目はやっぱアンディ、そしてケリー、ロブ……そうなんです。今回のこのイベントのワイルドカードはロブ・マチャド、デーン・レイノルズ、ジェイミー・オブライエンの3人。そしてロブはケリーのいる第9ヒートにはいったわけ。久しぶりに会ったな、ロブ。ま、な〜んにも変わっちゃいなかったけど。奥さんのパトリシアと愛娘のローズちゃん、そしてつい最近マチャド家に加わった生まれたての2番目の子供と家族総出で来てたな。今回はなんか子供づれが多くて、オッキーのところも、パーコちゃんちも、その他もろもろ、会場内の選手エリアはちょっとした託児所状態だった。

トラッスルズはやっぱりいい波だな。日本も今年はいい波に当たったけど、波の形はやっぱりここのほうが数段美しい。水の色もきれいだし。サイズは3−4と小ぶりだったものの、セットのいい波では思うがままに当てて行ける波だからね。

その波でアンディはディフェンディングチャンピオンのリッチー・ロベットとデーン・レイノルズとの対戦。このヒート、序盤からリッチーが飛び2連発とかやっちゃって、その後にデーンもお得意の飛び決めちゃうなんて、なんかまるでエアーショーみたいな様相だった。そんなムードだからアンディも狙っちゃったのかどうなのか、とにかく本日のアンディは良くなかった。波の選択も合っていなかったし、サーフィンもちょっとバラケ気味。ま、今日は負けが無いので、ツキの無いヒートが巡ってくるなら今日が一番いい訳で、あまりいいところの無いまま3位でラウンド2の第一ヒートに回った。相手は再びデーン・レイノルズ。

ケリーはいつものように全く問題なく、余裕で1位通過。やっぱね、ひとりだけサーフィンのレベルが違う。ダントツ。久しぶりに見たロブのサーフィン。相変わらずロブはロブだったな。あくまでスムーズ、あくまでハイスピード。ま、相手が今現在ひとりだけ先のサーフィンしてるケリーだから気の毒ではあったけど。

明日はラウンド2。週末には本格的に波が上がってもしかするとハリケーンクラスかも、みたいな予想なので、この先が楽しみだ。ツアーが面白くなるにはこの辺でアンディが33位とか17位とかくらって、CJとかケリーとかパーコちゃんが優勝って筋書きなんだけどね。ま、今シーズンのアンディ、毎試合10点満点(日本での10点満点は本人も意外だった完璧なミスジャッジ)を出して結果も5位以上だから、それは考えにくいけど、この試合でもそれが続けば奇跡でも起こらない限りもう誰もアンディには追いつけなくなる。タイトル争いに結果が出るにはちょっと早すぎると思うんだけど
……。On 2004.9.16, at 10:58 AM,。








 

photo:ASPtostee,karen,snowy

 

 

 

 

 

 

 


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