更新日 2004年12月4日 (土) 22:24




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【12月3日金曜日】

お久しぶりです。ひそかに何日も前にハワイ入りしてます。でもちょっと時差ぼけくらって隠れてました。得意の引きこもり。うだうだの食っちゃ寝、食っちゃ寝……、南国ハワイ、トロピカルアイランドに居るくせに1日中家から一歩も出ない土踏まず、なんてとんでもない贅沢モノ?? 

特に今回はもう窓から全開海一望の超ビーチフロントの、ジョン・カーパー(JCっす)の家にステイ。なもんだから、海は窓から見ればいいや、みたいな。

ま、でもそんな無駄な生活も、サンセットの6スター、オニール・ワールドカップのファイナルデーとなればしょうがないな、早起きして駐車場ゲットして、1日ビーチに居るしかない。

でもね、波がウンコでさ、サンセットっていうか、ずっと右のバルズリーフとかポイントって呼ばれてる、インサイドは子供の天国みたいなブレイク。ビデオで見ると(インターネットとかで見るやつね)けっこうでかく見えるんだけど、ビーチで座って肉眼で見てるとさ、なんか頭ぐらいかなぁ〜みたいな感じ。日本で頭だったらそりゃエキサイティングだろうけど、ほら、冬のハワイ、ノースショア、サンセットだからさ。なんかダレちゃって。でもね、これからもっと風が強くなって波のサイズは下がる一方って予想だから、今日やっちゃったわけ。

で、ファイナルデーはクオーターファイナルの前から。そのラウンドオブ32にはなんと日本の大野修聖が残っていた。う〜ん、やるな、大野ブラザース。だってトリプルクラウンの第1戦、ハレイワでは大野仙雅がQFにいってるし……。頑張ってるというか、今のところあいつらしか居ないというか……ま、どうでもいいけどトリプルクラウンでファイナルデーに日本人が残ってるって、相当レアネタだわな。マーはこんなコンディションで、波数も少なかったからけっこうチャンスだったと思うんだけど、気負いすぎたのかなんなのか、けっこう空回りしちゃってまともなライディングは1本だけ。すべてが逆に回ってた感じだ。で、結局ラウンドオブ32で終了、残念だな。

調子よさそうだったのは、アンディ、ケリー、オッキー、パーコ、コリー、フレッド・パタッチア。特にパーコちゃんはチューブありぃのリップありぃので、ヤツが乗ってる時だけ波が良く見えるみたいな。ケリーもとお〜〜〜くから見てるのにすんごいスプレーが出るヤバイリップ飛ばしまくり。いつもならケリーは全然ここの波に合わないんだけど、珍しくQFまで残ってたな。で、QFでも勝ったと思ったんだけど、負けてた。私が座ってたところはアナウンスが聞こえないところだったから、個人的にはけっこうフラットに見てたと思うんだけど……。

アンディも(私はアンディのサーフィンスタイルはサンセットみたいにスローだけどパワーがある、フェイスの長い波にすごくあってると思うんだけどね。それかチューブオンリー波だな)、なんか今年全体のペースどおりソツなく決めてた。

フレッドはこの試合の出来いかんでクオリファイが決まるとあって、気合の入り方が違ったかも。で、頑張っちゃってファイナルまでいっちゃったからランキングは8位。よって来シーズン堂々のクオリファイだ。トリプルクラウンの新人賞を受賞したティム・レイズもクオリファイ。そのほかにはクリス・ワード、トラビス・ロギー、ビード・バービッジ、カーク・フリントフあたりが新顔で後はリクオリファイ組。

で、コンテストに戻って、ファイナルは順当にアンディ、オッキー、パーコ、フレッドという組み合わせ。ポイントになる波が少ない中、アンディがコンスタントに波をメイクし、危なげなく優勝し、ハレイワでの成績を合わせて2年連続(3年連続??)のトリプルクラウンに王手をかけた。

WQSのチャンピオンは2連覇のネコ・パダラッツ。

この後しばらくは風が吹き、スウェルも入らない予報なのでパイプはスタートがちょいと遅れるかも。

じゃ、また。





■優勝したアンディ

■表彰台に上るアンディ


■コンテスト会場



 

photo:snowy,

 


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