更新日 2005年3月4日 (金) 22:08




【デイリー・フロー】のコンテンツへ戻るバックナンバーをご覧になる時はコンテンツからご覧下さい。

3月4日(曜日)


なんか、毎朝裏切られたような気分になるんだけど、今日も試合なのだな。しかも男子。何でそんなに急いでやるんだろうってぐらい。昨日よりも小さいながら、かなりクリアなコンディション。いつもいつもそうなんだけど、朝のうちは風もなくて波もけっこういいわけよ。最初の数ヒートはチューブがらみの勝負になるから。

でも昼前ぐらいからだんだん様子が怪しくなってきて、午後になるとすっかりオンショア、潮が止まってしまう2ヒートぐらいはもう、かわいそうなぐらい波が来ない。今日もそんな感じ。でも、波のダメになりぶりは今日が一番やばかったかも。なんかグチャグチャで全然インサイドまでつながらないし、う〜〜ん、帰っちゃおうかな? ぐらいなダレたコンディションになっちゃうんだな。今回は上位選手たちが順当にラウンドワンで勝っているので、ラウンド2もなんとなく地味〜な感じ。でもクリス・ワード対カラニ・ロブってのは面白そうだなと思ってた。いた、この勝負、面白いのは面白かったんだけど、予想外の一方的な勝負。

クリスが波が見えていたのか、波の神様がいい波をすべてクリスのところに運んだのか、これ以上ないって出来でクリスがぶっちぎった。まずはセットの波をきわどいリップとチューブで9.5、そのあと、早いセクションをうまく抜けて、そのままエアー、きれいに着地のままストレートにボトムターン切って垂直リップ。このリップがまた特Aクラス。そしてその後もリップリップでインサイドまで。最後はちょっと詰まったものの、このエアーからのダイレクトのリップは間違いなくハイポイント。この試合男子初の10点満点を出し、20点満点で19.5なんてとてつもないスコアを出した。う〜ん、クリス・ワード、かなり調子いいかも。

このクリスのヒートの後、波はどんどん悪くなって、結局今日はラウンド2の最終ヒートまでは消化できず、13ヒートまででおしまい。でも終わった部分だけでもラウンド3のヒートを見ると、アンディがトレント・ムンロー、パーコちゃんがビクター・リバス、ケリーがなんとビード・ダービッジ、タジがクリス・ワード、サニーがミック・ファニングと、ラウンド3は興味深いヒートが続出しそうだ。

オンショアはだんだん強くなっていて、この先数日はフラットに近いオンショアの日々という予想。日曜日、月曜日、火曜日あたりに予想されているスウェルでこのコンテストのウイナーが決定しそうだ。

とはいっても、毎朝裏切られてるからね、起きてみないとわからないけど、明日こそ初のお休みにならないとさ、またシーズンはじめから厳しい修行になっちゃうからね。そういえばこのページ、徳植さんって人がお世話してくれてるんだけど、昨日チェックがてら見てみたら、なんかちゃんとしててびっくりしちゃった。昨年のも見られるようになってるんだね。すごいね。このページ。私がもし普通のWCTファンだったら、毎日見ちゃうな、きっと。うん。感謝です!

photo:ASPTOSTEE,

アンディと戦うムンロー
クリス・ワード調子いい
ヘッジはラウンドアップ
破れたレイノルズ
 
 
 


トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.2005 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます