更新日 2005年3月30日 (水) 22:42




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【3月30日水曜日】

もーね、みんなくたくた。昨日22ヒートの今日27ヒート。

連日の朝7時から6時半とか、一日24時間の半分ぐらい試合やってるわけだ。いや、今日の1日27ヒートってWCTの記録じゃない? 今まで一度もこんなにやったの見たことないし。私だってWCT見るの嫌いじゃないけど、1日25分を27ヒートって言うのはね、なんつーか、きついよ、やっぱ。

しかも異常気象ってぐらい暑いし。だってね、ゴールドコーストより暑いんだよ、ここのほうが。でも波はどんどんなくなってきてて、今日は昨日の半分もない。明日、できるのか??? ってぐらい。だからこそ、無理して2日でラウンド3まで消化したんだろうけど。

で、たぶんジャッジも疲れてるんだろうな。昨日は、ふ〜ん、新しいクライテリアびんびんじゃん、って感じだったのが、今日はもうバラバラ。おいおい、ちょっと待ってくれよ、どっちなんだよって感じだったな。特に今日の後半はバラバラだった。

一番ひどいなと思ったのはビード・ダービッジとケリーのヒート。って、その先は見てないんだけど。本当は見届けようと思ったんだけど、なんかこのヒートのジャッジが、ウッソでしょって感じだったから、もういやになっちゃって帰ってきちゃった。

で、これが本日の番狂わせだな。このふたりはゴールドコーストでも戦ってるんだけど、同じヒートに入れると、完全にターンの質の差が見えるんだよね。で、ゴールドコーストじゃ相手にならなかったんだけど、今日はね、なんか、何故に?? ってぐらいケリーに低かったな。逆にビードのターンはケリーのに比べると当ててる場所とかが甘かったけど、ハイポイント出てたもん。質は見てないって感じだった。特に、8点必要だったときの7.93のライディング。もう誰が見ても、余裕で8点出ちゃったな、って感じで、何であれ乗らせちゃったんだろう、あいつ(ビード)オバカでしょってみんなが思ってたんだけど、ギリギリ8点以下に押さえられちゃったね。なぜか。

ケリーも沖で何回も水面はたいてたよ。自分も出たと思ってたんじゃん。

見てた選手たちもけっこうエェ〜! って感じだった。

ま、ケリー自身の中にミスを探すなら、フィンのセッティングなのかな。ヒート中にバックフィン変えてたから。さいしょは小さいバックフィンで行ってたんだけど、1本乗ってすぐ変えた。なんかケリーにしちゃ今ひとつ普通のサーフィンだなって思ってたんだけど、変えてからのサーフィンは、ケリーだったね。サーフィンってフィンひとつであんなに変わるんだ、って感じだった。

みんな、けっこう今日のジャッジのばらつきには戸惑ってて、古いクライテリアと新しいクライテリアが混ざってて、わっかんないよ……ってぼやいてた。テールスライド2発で8点出るヒートもあれば、6点しか出ないヒートもあり、スープに当てるんじゃなくて、無難にその前方に当てる普通のリップ4発に6点だったり8点だったり。まぁね、仕事とはいえ、ジャッジも集中力が続かないだろうな。やってられないだろう、27ヒートは。

あした、フラットでない限り終わると思う。6時コールの6時半スタート。潮のいいうちに何とかやっちゃおう作戦。ま、でももう残り15ヒートだから……って、普通なら1日15ヒートもグッタリなんだけどね。この27ヒートに比べれば、全然楽勝さ!

調子よさそうだったのは、コリー、ホブグッズ兄弟、ファニング、パーコ、タジあたり。ファニングの復帰いきなり2連勝ってのも、明日のアンディとのヒートを勝てば十分ありえる。なんか、気合はひしひしと感じられるから。前回のワードみたいなオンアミッションって感じなのはダレン・オラファティなんだけど、パーコちゃんには勝たないと思うよ。わからんけど。

もうね、腰とかだから、波が。なにがあってもおかしくないから、今回はわからん。ジャッジもわからんし。降参っす。

photos:ASPKAREN

ケリーは水面を叩いてた 
勝っちゃったダービッジ
気合いのファニング
アンディ対ファニング注目。
パーコちゃんってのもあり?
 
 


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