更新日 2005年4月29日 (金) 15:23





【デイリー・フロー】のコンテンツへ戻るバックナンバーをご覧になる時はコンテンツからご覧下さい。

4月28日(曜日)

なんかねぇ、朝起きたらどしゃ降りなわけ。カリフォルニアでどしゃ降りってありえないから、当然傘も何も持っていないわけで、しかも会場は車を停めてから延々歩くトラッスルズ……無理でしょ。で、今日は行かないで帰ったとたんに突入する死の締切に向けて1日お仕事することに決めて、モーテルに引きこもってました。

10時半ごろには日もさしてきたんだけど、一度行かないと決めるとそこから行くに変えるのはなかなか至難の業で(やる気の問題としてね)、結局やめちゃった。取材はflowのディープ日本でおなじみの山本さんにお任せしちゃって……。

なんか世界的にやっぱり異常気象みたいで、この冬のカリフォルニアの雨の降り方ときたらハンパじゃなくて、各地で水害が多発したほど。しかしおかげで河口という河口が地形バッチリ。アッパー、リンコン、オクスナード……カリフォルニア各地でサーファーはかなりおいしい思いをしたそうだ。ただし、河口の水は恐ろしく汚い色だったらしいけど。

ロウワートラッスルズもいつもの玉石のビーチがすっかり砂で覆われていて、まるで違う場所のようになっているが、ラインナップはけっこう地形がいい。明日、あさってと波が期待できる予報なだけに、楽しみではある。

で、日本人選手的にはけっこう今日のラウンドオブ96あたりが山場で、昨日までは快調でも今日ぐらいのところでバタバタと倒れてしまうのが常なんだけど、どうやら今回も残念ながらそういうことになってしまった。今日のラウンドオブ96を勝つと次の64ではWCT選手たちのようなハイシードの選手が出てくるからまたきついんだけど、それはどのWQS選手にとっても同じことだからね。勝つヤツはそこも抜けて勝つわけだから。でもさ、いない間に負けてくれるなよ、みんな。応援に来たつもりが、あれれ?? なことになっちまったじゃないか。

で、死屍累々のチーム日本人の中でたったふたりの生き残りが田中樹と田嶋鉄兵。

明日ラウンドオブ64を戦う。が、しか〜し、なんと田嶋と同じヒートにはテイラー・ノックスとパット・オコーネルが入っちゃってるわけ。正直きついな、トラッスルズでテイラーとパットじゃ。しかも波が上がればもっときつくなる。う〜ん……。しかし何事にもノーチャンスということはないから頑張って欲しいものだ。どっちにしてもいい経験だし、勝てば自信につながるしね。

 

photos:syj,

大会会場
明日につなげたイズキ
テイラー、パットと鉄兵
 
 
 
 
 
 
 


トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.2005 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます