更新日 2005年5月28日 (土) 16:20




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【5月27日金曜日】

ようやく始まりました。波は4−6フィートって感じかな。

セットはかなりいい感じだけど、ま、けっこうアベレージなクラウドブレイクかな。本日はトライアルと本戦のラウンドワンの10ヒート目までを消化したんだけど、トライアルをやっていた朝のうちは良かったんだけど、午後になってサイドからの風が強くて、けっこうカメラボートには厳しいコンディションだったかな。なんか潮で霞んじゃってたし。

トライアルから上がったのは10点満点をトライアルで出したピーター・メンディアとルーク・ヒッチングス、そしてフィジアンのイセ。本戦ではみんな1位抜けは出来ずに明日のラウンド2に回った。

でもまぁ、今日のところは大きな番狂わせもなく、順当な人は順当に勝っていって、これといって記するところはなし。

う〜ん、しいて言えばなんとなく絶対的に強い感じのケリーが戻ってきたって感じかな。あの昔勝ちまくってた頃の、完璧な感じっていうか、ついついジャッジもよけいに点あげちゃいそうな感じっていうか、なんていうのかな、雰囲気なんだけど、絶対的って感じ、わかるかなぁ。誰にも勝たせない威圧感??

ここ数年アンディが勝ってたときは、ケリーにその絶対的な感じってのが薄かったんだよね。どっちかといえばアンディのほうが絶対的だった感じかな。

ケリーのほうは、なんか危なっかしいていうか、サーフィンは問題ないんだけどなんか番狂わせが起きそうな弱気な感じっていうか、なんて説明したらいいんだろう。とにかく、帝王感っていうのかな、そういう感じがすごく薄かった。でも今日のケリーはそれがしっかり戻った感じかな。今年はいいチャンスだと思うよ、7度目のタイトル。この帝王感が戻った感じっていうのは私だけが感じてたわけじゃなくて、カメラマンボートの上のみんなで意見が一致した話題だったから、みんな見えない何かが見えてたんだろうね。タヒチの20点満点が帝王の自信を呼び戻したんだろうか?? 

アンディも問題なくラウンドワンを1位抜け。明日は娘のイヴィ・ケイトの1歳の誕生日のパーコちゃんも全く危なげなかった。イヴィの誕生日はネーザン・ヘッジと同じ5月28日、そして生まれた時間もわずか1分しか違わないんだって。すごいね。

明日がなかなかいいコンディションのようで、楽しみなんだけど、まだ実は体がゆらゆら揺れてる。ボートに1日乗ってるとね、最初の数日は陸に上がっても地面が揺れてるのよ。早く慣れないと。

あとね、この後のトウイン話はね、なんか嵐直撃コースになったみたいで、大雨の大風みたいな、全く違う組み立ての話になってきたんだけどね、大丈夫かな……本当、予報は予報だから

photos:ASPTOSTEE,

10点満点のメンディア
大会6日目のうねり
ネイザン・ヘッジ
ファニングも順当に勝ちあがる


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