【5月30日 月曜日】
やっと来た感じ? っつーの??
なんかようやくマジになった感じかな。時折8フィートオーバーのセットが入るクラウドブレイク、午後2時ごろになって急にオンショアが吹き出して、波は終了。でかいクローズアウトのセットも入り始めてラウンド3の13ヒートのパーコちゃん対ルーク・ステッドマンが終わった時点で本日は終了。でもカメラマンたちは満足だったかな。何しろ一番いい風と潮周りのときにブルース、アンディ、ケリーのヒートが続いちゃったから。
でも本日一番ヤバかったのはネーザン・ヘッジの10点満点。初めて入りだしたセットだったんだけど、特大のセットをすごくディープな所からテイクオフしてチューブイン。入った場所は何があっても抜けてこれない感じぐらいに深かったし、カメラボートはみんな入ったところでカメラ置いて、メイクはないね、なんて言葉が出た頃、ズボッと出てきたからね。その後もお得意のハードなリップでまとめて、コリャ10点でしょってみんなの意見が一致。ありゃとんでもない10点だったね。ラインナップはボードキャリーもカメラボートも絶叫だったから。
もう1本の10点満点はケリー。これも意見は全員一致の10点でしょって感じだったね。セットで沖からテイクオフのままチューブイン、抜けてまたインサイドまで長いチューブをメイク。のってるな、にいちゃん。
私が乗っているカメラボートはアメリカのサーフィン、サーファー、トランスワールドサーフの代表カメラマンが乗ってる、いわばエリート船。よってみなさんサーフィンに対する目はかなり肥えているから、ちょいとオーバースコアとか、アンダースコアとかがあると、すぐに冗談じゃないぜって話になるんだけど、今日出たこの2本の10点満点には誰もクレームつけなかったな。
アンディは万全、ブルースも好調。ラウンド4では早くもこのふたりの兄弟対決になる。ポイントリーダーのトレント・ムンローはやはり思ったとおり自信が人を変えた感じの堂々とした戦いぶりでラウンド4にコマを進めている。
いよいよ明日はトーインのXデー。実はグローブがトーインのエクスプレッションセッションをやることになったらしい。そこに行き着くにはすったもんだあって、試合の後半をトーインでやろうって意見も選手から出ていたんだけど、中にはトーインしない選手も居るし、そうなるとルールブックも変えなくちゃだからね。さすがにこれは無理難題なので、じゃ、エクスプレッションセッションってことに落ち着きそうな感じだ。
それと同時にレストランツがパーフェクトな6-8になれば、コンテストはレストランツで明日終わるかもしれない。でも同時進行はたぶんないから、個人的にはファイナルデーは明後日ではないかと思う。
トーインに関してはジェットもライフジャケットもすべてセット完了。後は波を待つだけという状態だ。
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