更新日 2005年5月31日 (火) 22:54




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【5月31日 火曜日】

いやいや、なんて長い一日だったんだろう。

実は波は期待したほどには上がらず、時折ビッグセットが入るもののトーインとパドルインの中間サイズって感じ。本当に時折入る爆弾セットで12-15フィート。トーイン部隊はケリー、シェーン、レイアード・ハミルトン、ガーラックその他。でもね、トーインにしては普通過ぎたサイズかな。予報はまたまた変わってピークは明日の朝ということだから、明日が楽しみだわね。でももうグッタリなのよ、オバサン。今日も10時間ボートだから。

早朝6時半にクラウドブレイク。10時ごろになって風が入ってきて今ひとつになって来た。しかも、アンディ、ブルース、ケリーのヒートか近いってことで、試合が行われているレストランツに移動。ラウンド4とQFはなんかすごかったな。10点満点の応酬っつーか、記録に残るクロスヒートの応酬っつーか、おいおいおいおいおいおいおいおいって感じ。

スタートはアンディVSブルース。まずはブルースがテイクオフするが1.69の捨て波。次はアンディ、いきなり9.17でのスタート。すると次はブルースが、アウトからとんでもなく深いチューブに入り、そのチューブに入ったまま私たちのカメラマンボートの前を過ぎ、まだ居る、まだ居る、って具合にインサイドまでの長い長いチューブを抜けて、10点ゲット。それを見たアンデイは同じようにアウトからチューブ、ミドルで抜けてどうだとばかりにガッツポーズの後、再びチューブイン。ぬけたものの、9.67。ブルースのそれに比べれば浅かったからね。でもブルースが10点出したから、アンディとしてはどうしても10点が欲しかったみたいだな。でもブルースは8点台後半が必要になった。

しかし、次のセットでまたブルースがとんでもない長いヤツを抜けちゃって、9.67をメイクするとアンディは10点が必要になった。

そこから何回かアンディはヤバイのをメイクしようとするが、無理がたたってワイプアウトが続き、結局残り数分でブルースのプライオリティの波にドロップイン。インターフェアで今回はブルースに勝ちをゆずった。

その次のヒートのケリーがね、マジヤバだった。ブルースを見ちゃったからなのかなんなのか、チューブ一点狙い。何でもいいけど私が今まで見たチューブの中で一番長いヤツ抜けてたね。いや、長いったら牛のよだれ状態に長い。DJがまだ居る、まだ居るを何回繰り返したことか。ブルースの満点より何より、冗談だろってぐらい長かった。誰かが計ってて、17秒って話もある。もちろん例のケリーお得意のテイクオフそのままチューブイン、ブルースのようにチューブに入ったまんまボートの前を過ぎ、そこからかれこれ100メートルぐらい先まで出てこなかったもん。DJはサンドイッチ食べてフライドポテトつまんでも、まだチューブの中に居たなんて表現してた。もちろん10点。その前に9.77をメイクしてるから完勝ペース。いや、本当に強いケリーが戻ってきちゃったかも。

QF1ではCJが9.8と10点満点で完勝、QF2 ラストヒートの名勝負、コリー対ブルースではコリーが9.6スタートを見せればなんとブルースは満点スタート。そしてバックアップに9.4をゲットしてセミファイナルに進出した。これでCJ対ブルースってセミになったわけだ。

ま、こんな感じで本日のレストランツはサイズこそ時折5-6フィートクラスのセットが入る程度の小ぶりだったものの、形はパーフェクト。ロングチューブの嵐、イコール10点満点の嵐になった。ただね、待ちが長くてダレたけど。

明日はQF3のケリー対モリソンから先。間違いなく明日終わると思うけど、クラウドブレイクのトーインってのもあるからね、またボートで行ったり来たりするんだろうと思う。あたしね、ボートピープルになれると思う。船上生活者? われながら、すごいタフだと思う今日この頃なのだった。

 

photos:ASPTOSTEE,

ネイザン・ヘッジはコリーに敗退
CJはセミでブールスと対戦
兄貴を破ったブルース
ディンゴはケリーとQF


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