更新日 2005年7月13日 (水) 1:03




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【7月12日火曜日】

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや……参っちゃったね。

旅の危機管理にはかなり自信を持ってたんだけど、今回ばかりはさすがの私もけっこうやられたって感じかな。う〜ん、こんなこともあるんだ。って。でもそんな旅の話はしてる場合じゃないのよ。だってもうコンテスト始まってるんだから。

よって、この今回の、「30時間かかったぜ、バカヤロー! な南アフリカツアー」の話は、後日コンテストがオフの日にでも書きますよ。

さて、昨晩遅く到着して、30時間ぶりに手足を伸ばして眠り、朝。その朝にいきなりスタートしたビラボンプロジェフリーズベイ。(ここで1行目に戻る)

波のサイズは4-5フィートって所かな。でもって風が最悪の方向なんだけど、どうやらもしかしたら本日がコンテスト期間中最大の波になるかも知れないって程、予報が良くないわけ。で、普通ならやらないんだろうけど、やるしかないのよね。すでに。

何がなんていったって、いつもコート持参のJベイなのに、やっぱりここも異常気象で、今年は暑いわけ。しかもかなり暑いわけ。水着でもいいぐらい。こんなことは初めて。地球マジヤバですよ。

服装としてはTシャツに短パンだね、適なのは。しかし私が持ってるのはジーンズとフリースの上下とかそういう感じ。もう、これまたいやいやいやいやいやいやいやいや……参っちゃったね、汗だくで。南からの風が吹いて寒くなると波が出るってのがここなんだな。北風で暖かいと波は死亡なのよ。今日も吹いてたのはみんながデビルウインドって呼ぶ最悪の風。まぁさ、それでも日本やカリフォルニアならエクセレント! って波なんだけどね。でもここは夢のレギュラースポットJベイですから。

で、ラウンドワンは私の中では、かなりしめやかに、おごそかにスタートしたわけだ。1〜7ヒートまでは淡々と終わったな。で、8ヒートのケリーでバッキリ目が覚めた感じ。いや、それまでのダラケ感とかね、最初の1本でぶっ飛んだよ。全然違うんだもん。ファーストターンでビーチ中がたたき起こされたって感じ。おいおい、こりゃ様子が違うぞって。もうその1本でブルースもダミアン・ファレンフォート(18歳の南アフリカの若手ワイルドカード)も、すみません、お気の毒ですが明日もう一度ラウンド2でお会いしましょう。って感じだったな。

いや、マジであの兄ちゃん、再び20%先を行ってるな。誰も追いつけない。

その後のアンディも快調で、ヤバいターンいくつかしてたけど、ケリーのと比べるとスプレーの厚さが全然違ってた。あのアンディがですよ。あのアンディが軽く見えちゃうって、どういうこと??

パーコちゃんが今日はいい出来だったな。本日最高の9.57とか出してたし。本日の最長ライドでもあったし。ホブグッド兄弟が揃ってラウンド2に回ったことを抜かせばけっこうすべて順当な結果。あ、タヒチで肩を脱臼してしばらく休んでいたダミアン・ホブグッドは元気にツアーに復帰してるよ。本日出てないネコ・パダラッツは、兄のフラビオの話によると日本のコンテストのためのビザ申請の為に、日本大使館に預けたパスポートが期日どおりに戻らず、ブラジルを出発するのが遅れて明日つく予定らしい。

何でも何回電話して事情を説明しても日本の大使館はとりあわなかったとかで、なんか私、関係ないけどフラビオに謝っちゃったよ。すんませんねぇ、うちのわけぇモンが不始末しまして……みたいな。国際派、グローバルな人間になるってこういうこと?

クリス・ワードは昨日の夜、ケープタウンを出発。夜中に7〜8時間ドライブして、今朝ここについて5ヒート目って、これもハード。

ま、みんななんだかバタバタして始まったビラボンプロだけど、このさき、予報を裏切って波があるといいな。だってね、やっぱここの試合は面白いもん。マニューバーもチューブも1本の波で見られるから。うん、やっぱいいな、Jベイ。

そういえば昨日、ショーン・トムソンとトム・カレンとラビット・バーソロミューと……なんて、まるでタイムマシンに乗っちゃったみたいなフリーサーフセッションがあったらしいよ。私は全く興味ないけど。

 

photos:ASPkaren,

Jベイも異常気象
やっぱすごいケリー
アンディも好調
パーコちゃんいい出来


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