更新日 2005年7月16日 (土) 23:18




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7月16日 土曜日

波は昨日同様小さくて、もちろん本日もキャンセル。

で、昨日は丸一日かけてPUMBA(プンバ)ってゲームドライブに出かけてきました。

途中雨にもあったけど。すごいラッキーなことに、かなりレアな動物たちにお目にかかれた。

まずまったくもってラッキーだったのはチーター。これがまたなかなか見られないのよ。実際、動物園以外じゃ初めて近くで見ちゃったもん。もう10年以上南アフリカに来てて、毎年のようにこのサファリドライブみたいなヤツやってきたけど、ああいう状態でブッシュの中に居るチーターは初めて見たな。もうね、ありゃ見たとたんに毛皮って思うのは全然普通の発想だね。それはそれは美しいもの。さわってみた〜い。出来るなら、うちに2匹ぐらい飼いたいものだね。

あと、ライオンも見ちゃった。オスの兄弟と思われる2匹。これも自然の状態で見るのは実にレアなんだよ。

でもね、間近にみて一番びっくりしたのはカバ。そう、ヒポポタマス。いや、カバ、でかくてびっくり。もしかしたらあいつらゾウよりでかいんじゃないだろうか。水の中から背中だけ出してる姿はネッシーだよ、ほんとに。

話によると、カバってアフリカ中で一番危険な動物なんだって。ライオンよりもサメよりも、何よりも、最も多くの人がカバによって殺されてるらしい。なんでかって言うと、カバってすごくテリトリーに対して神経質なんだそうだよ。だから自分のテリトリーに自分たち以外の物が入ってくるとかなり凶暴になるんだって。でもってあの人たち、あの図体で水の中を潜水で時速30キロで泳げるんだってさ。そんでもってその勢いのまま水際の人を襲うわけだ。歯の太さは大人の腕ぐらいあるし……。

なんかね、動物園で歯磨きしてるみたいなカバとは大違いだったな。威嚇してる声とかすごい迫力だったし。かなりヤバイ雰囲気あったよ。

やっぱね、これがあるからさ、たとえ30時間かかっても南アフリカ通いはやめられないな。だって普通に暮らしてたら、草原の中を車で走って、チーターとかライオンとか、カバとか見たり、その声を聞いたりすることなんて一生ないでしょ。テレビじゃないんだからさ。あの空気の匂いとか、動物の気配とか……たまらんね。

で、本題のサーフィンに戻ろうか。

波の調子は今ひとつなのだが、週明け火曜、水曜ぐらいにやってくるといわれる波はかなりいいらしい。色んな噂が飛び交ってるけど6-8フィートとか、10フィートとか。ホントっすかね。でも、もし本当ならかなりいいコンディションでコンテストは再開されるはずだ。なんかそっちも楽しみになってきた。明日、もし可能なら日曜日だからエクスプレッションセッションとかやるらしいよ。

今日は南アフリカの若手サーファー集めて、WCTのヘッドジャッジのペリーからジャッジングの説明があったり、そのあとサーフィンして、ちょいとしたクリニックみたいのがあったりするみたい。なんかこういうことも日本じゃやっていく必要があるのかもね。でもな、やっぱ壁になっちゃうのは言葉だよね。英語。何をするにもやっぱり世界ベースでやるには英語しゃべれないときついよね。子供たちにはサーフィンの前に英語覚えてもらおうか。これ、冗談じゃなくてまじめな話。

 

photos:snowy,

ゲームドライブ最高
動物撮影隊
一番危険なカバ
ライオン
チーター


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