更新日 2005年9月14日 (水) 11:40




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9月13日 火曜日

みなさま、ご無沙汰しております。自民圧勝だったんだってね。ま、そうだよな。小泉だけが何をしたいのかハッキリしてたもんな。第一なんで郵政民営化がダメなのか、今ひとつ説得力のある理由がなかったもんな。ズレてるよね、あの人たち。今のわたしの体内時計と同じぐらい、一般の庶民の感覚とズレてる。

さて、日本を飛ばしてカリフォルニアです。日本からカリフォルニアの時差って世界でも3本指に入るぐらいきつい。そして今回はWCT千葉マリブ騒動さめやらぬまま来ちゃったから、ずっぽり時差ぼけにハマって、もうすぐ1週間になるのにいまだに抜けない。

トラッスルズで行われるブーストモバイルプロ・プレゼンティッド・バイ・クイックシルバーは本日初日。ラウンドワンが行われた。

パーコちゃんは日本のラウンドワンが終わったあとに痛めた左ひざのじん帯治療のため、日本に続いてこのコンテストもスキップ。こうなるとすでにまた、アンディ、ケリーのファイナルかしら……などと思ってしまう。

本日の波のサイズは朝のうちは30分に1本ぐらいだけど頭ぐらいのが入ってきて、コンスタントに胸ぐらいで、形はさすがのトラッスルズの三角波。しかし、昼ごろから怪しくなってきて、オンショアも吹くしサイズもないし、出番が後半の選手たちは思うように乗れない波にてこずってたな。

もう毎回毎回、ラウンドワンっつーと同じになっちゃうから、何か他のこと書きたいんだけど、しょうがないのよ、同じだから。やっぱりケリーなのだな。ひとりだけ違う。あれね、ラウンドワンは負けないよ。2本乗れれば負けない。上がってるスプレーの厚さが違う。ただ、今日は2本いいのがあったから余裕で勝ったけど、その後にトライしてた大技では、ちょっと板が引っ掛かり気味で変なワイプアウトが目立った。ターンの90%は思うように板がついてくるんだけど、最後のひとレールが彼の思うように動かない感じだったな。たぶん日本のラウンドワンで乗ってた板と同じなんだと思うけど、日本でもファーストターンの上がりが微妙にひっかかってたからな。どうもこのテの小波用の板のいいのがないみたいで、手持ちの中ではそれでもこれがベストなんだろうけど、見ている限りでは、ちょっといつもの思うがままに板がついてくる、という感じじゃなかった。ま、それでもぶっちぎりだったけど。今あのお兄さんにマジックボードなんて手に入れられちゃったら、もう誰も手が出なくなるから、そのぐらいのハンデはあってもいいのか。

初日のトラッスルズ、しかも平日だからギャラリーも少なくて、ロックスターみたいな囲まれ方してた日本と違って、群がるのも15人ぐらいだから、サインに写真にと今日は集まった全員に大サービスしてたな。海外の初日(ヨーロッパとゴールドコーストはダメ)は意外と穴場かもよ。

アンディは、最初トム・カレンにやられちゃうかと思うぐらいワイプアウトが多くて不調だったけど、なんだかんだで終盤には帳尻を合わせて1位通過した。アンディも板が合ってない感じだったな。

この定番ふたりのほかに調子よさそうだなぁと感じたのはテイラー・ノックス。お得意の深い長いボトムターンからのストレートアップは見せてくれたな。今日ファイナルの賭けをするならケリーとテイラーかな。対抗でタジとアンディ。その4人あたりいい感じ。ただ、週末、木曜日以降にダブルぐらいの波がやってくるらしい。コンテストは今日から金曜日、そして土曜日を休んで日曜日とすでに日程が決まっているから、ファイナルはかなり具合のいいトラッスルズで行われそうだ。う〜ん、そうなると……やっぱケリーなんだよね。6フィートレンジの波用の板はどうやらマジックボードみたいだから。Jベイでも日本でも、波が良くなると同じ板乗ってたし。いい板でいい波に乗らせたら、もう誰も勝てないもんな。

photos:ASPTOSTEE,

小波用の板が欲しいケリー。

アンディも板があってない?
ミック・ファニング
シェーン・ベシェン
ネイザン・ヘッジ


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