更新日: 2006年3月8日 (水) 23:05




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3月8日 水曜日

もうね、波ないったらない。何だかんだいって15年ぐらい通ってるけど、こんなに波のないゴールドコーストは初めて。今日の午後遅くあたりから次のスウェルが入る予定だったから、オンホールド、オンホールドで結局午後1時からメンズのラウンド3の残り7ヒートがDバーで行われた。

でもね、波はかなりひどかった。っていうより、本当にこんなのでWCTやっちゃっていいの? みたいな。いくないと思うよ、私は。だって超オンショアの腰ムネとかだから。

そんな波だから番狂わせも続出。まずはこの波なら間違いないと思ったダニー・ウイルス対トム・ウイッタカー。いや、ダニーのほうが行くと思ったんですけどね。しかし、ヒート開始直後、トムがセットのいい波をつかんで9.5。ダニーは結局最後までいい波に乗れずに珍しくばらばらになってしまった。次のタジ対トビー・マーティンはやはりタジが圧倒的で、本日唯一予想が当たったヒート。しかし、次のCJ対マルセロ・ヌネスがマルセロ、そしてこのコンディションならほぼ絶対と思われたパンチョ対ファニングも、ファニングよ、お前もか……みたいな負け。セットの波で自分の力を100%出し切ったパンチョがディフェンディングチャンピオンのファニングを下した。しかし、番狂わせはそれだけにとどまらなかった。このオンショアの小波という条件で、パワーサーフのノックスが地元のモリソンに勝つとは思わなかったし、器用なトレントにスーザが勝つとも思えず、オラファティがコリーを下すとは夢にも思わなかった。いやいや、ビックリ。

本日の勝負の鍵はセットの波をいかにうまく料理するか。特に時折入ってくるグーフィーのロングライド可能な波を取っていた選手が勝ちあがっていたように思う。それにしてもなぁ、嵐のグリーンマウントで勝って、腰のオンショアのDバーで勝たなくちゃいけないって、WCT選手も大変だね。

波は入るのが予報より遅れているが、明日には必ず入るはず。そしてまぁまぁのコンディションで試合が行われる予定。しっかしなぁ、信用なんないよな。だってこれだけ毎日ダメなんだから。

 

まさかのファニング。

パンチョはラウンドアップ
タジが圧倒的
photo:ASPTOSTEE
 


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