5月30日 火曜日
遅くなりました。
なんか1日コンテストで、表彰式は今回初めてお隣のナモツ島。しかも優勝のダミアン・ホブグッドが今日の夜の飛行機で帰るとか帰らないとかで、なんかすごくバタバタしてて、試合が終わったのは3時ごろだったんだけど、表彰式スタートは4時半とかだから。
もう、その間にみんな飲みすぎで出来上がっちゃったでしょ。
表彰式なんかに付き合ってらんない、ぐらいな勢いの、酔っ払いフォトグラファーズでした。
ナモツ島にはパーコちゃんとかが一度帰ったのに、また奥さんのモニカと子供を連れて戻ってきてたりしてて、なかなかにぎわってたよ。オーストラリア近いからね。
モニカの話によると、1週間ぐらいバケーションらしい。仲良しのアンディとその彼女のリンディも隣のタバルアいるから、続々関係者がいなくなって静かになるこのエリアで、ゆっくり休養するんだろうな。
それにしてもね、ファニングとかすでに負けたとたんに飲んでたんだと思うけど、試合が終わって島についた時点で超酔っ払いになってて、もうあたりかまわず絶叫状態。オージーノリのパブだったね、完璧に。周囲に関係なくガーガー言っちゃう酔っ払いのオヤジ??
で、試合だね。
えっと、私たちが6時半過ぎに島を出て、まだすっかり明るくならないうちにクラウドブレイクについたのに、その時点ですでにフェリーはついてたね。どうやら4時半にメインランドを出たらしいよ。で、ラウンド4の第1ヒートのホーンがなったのは7時10分前。はやっ。
波は4-6フィート。あんまりコンスタントじゃないながらも、昨日よりはサイズもあるし波数も多い。でもやはり1ヒートに入ってくるセットが確実に2セットあるかというとそうでもなく、やっぱり波運が相当勝敗を左右したと思う。
で、今から思えば、なんとな〜くこの運みたいなヤツに恵まれてたのがショーン・カンスデルだったな。アメリカ発音だとキャンスデルだけど、オージー発音だとね、カンスデ〜ルって感じの音だな。どっちでもいいんだけど。で、このカンスデルがどのヒートも後半の追い上げ、あるいは逆転でファイナルまで来ちゃったのよ。
ダミアン・ホブグッドがアンディに勝った時点で、こりゃ予想通りツインズファイナルかと思ったんだけどね。CJはセミで後半にこのカンスデル兄さんにぱたぱた7点台を2本乗られて、負けちゃったね。
今日の波はCJやダミアンみたいにチューブとマニューバーを組み合わせてくる組み立てと、きわどい(って超リスキーなハイレベルのヤツね)リップを何発もインサイドまでやってハイポイントの2パターンに別れたかな。チューブの入る波は数少ないけど、ゲットしてメイクきれば9点イージー。リップ勝負はリスクは少ないけどかなりな事やらないと8点台どまり。でも8点2本対、7点、9点って戦いはいい勝負になるじゃん。
で、このリスクをかけたチューブ狙いではずしちゃったのがアンディとCJだったかな。深く攻めすぎ。しかしね、今回アンディに点低かったな。特にセミ。何でだろ。ボートから見てる分にはセミの逆転ライド、十分だと思ったんだけど、6点代後半だったからな。あれが7点行かないなら、あのあとのヒートのカンスデルは点高すぎたと思うよ。
ま、でもボビーに続くルーキーの活躍は、鬼(ケリー)のいぬ間の洗濯よろしく、ツアー的にはなかなかの話題だし、優勝ダミアンは至って順当。CJでも全然順当だったけどね。CJはね、すごく悔しがってた。CJね、ここで一度も勝ってないのよ。でもって、ダミアンは今までのフィジーの優勝者で唯一の2度目の優勝だから。って、こんな事で争うぐらい、この双子ちゃんはここでは突出した出来なのよ、いつも。
フリーサーフからコンテストまで、本当にキャリア勝ちってか、波をわかってるなって感じ。
で、私間違えてましたけど、ランキング。ケガでこなかったケリーに33位のポイントが入るのを計算してませんでした。よって、ポイントリーダーはケリーですが、なんとマルちゃん93点差で2位、その後をダミアン、アンデイ、タジ、テイラー。ってね、いったい誰がこんな展開予想した?? ボビー・マルチネスですよ、あなた。いい子だから、いいけど、ルーキーいきなり2位、ガッチガチのワールドタイトルコンテンダーって、どう分析すりゃいいのよ。ま、とりあえず今のところのホットアイテムってとこですか。もちろんflowとしては逃しませんわよ。ホットアイテムはホットなうちにいただきでしょ。
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