更新日: 2006年7月17日 (月) 23:17




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7月17日 月曜日

ラウンドワンに続いて番狂わせ続出の本日。ゴールデンなラウンド2にしてくれたトップ勢が続々取りこぼし。こんな事もあるんだね。

波は2-3フィートと実に小さくて、しかもセットは2本。なかなか来ないセット。必要なのは4点とかなのに、波が来ないで負けるってパターンの連続だった。

ケリーだけは異次元だったけど。なんかね、違いすぎてばかみたい。

負け組みの豪華な顔ぶれは、アンディ、ボビー、ブルース、CJ、モリソン、コリー……みんなそろって33番ですわ。ダミアン・ホブグッドは子供が生まれそうなので帰っちゃいました。不戦負け。こんなところまで来てても、子供生まれそうだと帰っちゃうんだね。外人だな。

クリス・ワードは練習中にじん帯やっちゃったんだって。治療に専念したもののじん帯じゃ当然間に合わず、オッキーに不戦負け。

アンディの負けはね、かなりかわいそうだったな。最後にロイ・パワーズにセットが来ちゃって、7点なら勝ちだったのに、7.33出ちゃって逆転負け。あれはね、ちょっと高かったと思うよ。マキシマム7点だったと思う。でもアンディの出来も悪かったけど。このサイズになるとアンディもきついところだな。

ブルースも似たような感じ。みんな決して悪くはないんだけど、2本目を揃えられるかられないかみたいな所で、波運勝負というかプライオリティ勝負というか……。
アンディ、ブルース、コリーと3人いっしょに旅してるんだろうから、みんな今日の飛行機に乗るんだろうな。きゃぁ、ラウンジとか荒れそう!

ボビーはやっぱバックハンド単調だったな。ポイントになるターンが少ない。いいターンもするんだけど、そのいちばんいいセクションに行くまでの間のターンが点が伸びないターンで、同じターンの繰り返しに見える。だからその後でせっかくいいターンをやっても点がでなくなっちゃう。この辺のコンビネーションの作り方はホブグッズ兄弟がうまいところなんだけど。クライテリアが明らかに変わったWCTのジャッジにあわせるのには、もう少し時間がいると思う。私的にはやっぱりこの人のすごさはフロントのチューブって感じかな。よって、この先きつい。ま、でもルーキーイヤーにしちゃ上出来だし、WCTに残るのは間違いないから、これからだね。今は勉強中だから。昨年のフレッドと同じようなイヤー展開になるんじゃない?

波はこの先やってはくるんだけど、明日の午後からオンショア。金曜日にオフショアになるから、金曜、土曜ってのがいい感じ。で、日曜にまた新しいスウェルがやってくるんだけど、それは待てないだろうな。わかんないから。ま、後2日ですから、ファイナルは週末の混雑の中、いい波でやれそうな予感ってとこですか。

ケリーのラウンド3の相手はアンディキラーのショーン・ホルムズ。今まで見た中でトップ5に入る調子の良さだから、かなり見ごたえのあるヒートになるんじゃないかな。

で、上位ぼろ負けの中、次のハイシードがタジ。タジはワイルドカードのダレン・ファレンフォートとあたり、お次のテイラーは同じくワイルドカードのジョーディ・スミスと当たる。ジョーディ・スミスって、お母さん学校の先生で、すごくきちんとしたおうちの子なんだって。ちゃんと学校も行ってて、まじめで成績もいいらしい。南アフリカの新しい世代の中でも最も実力があって期待されてるって話。確かにね、あのラウンド1でのサーフィンはいい感じだったよ。WQSのサーフィンじゃん、こいつ、って感じではなかった。なんか、やるじゃん、こいつ誰よ、みたいな。誕生日がケリーといっしょ(2月11日)ってのもなんかあるんだろうか。

逆転負けでアンディは33位
アンディを破ったパワーズ
ケリーだけは異次元
ピーコンもCJを破った。
photo by asp


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